近年、脱毛をしてつるつるを目指すのは女性だけではなく男性も多くなってきました。
男性脱毛サロンがふえ、美容室に通うように手軽に脱毛サロンへ通う人たち。電車のつり革広告や雑誌にも男性脱毛とみかけることも多くなりましたよね。
いったい、どんな人が脱毛をするのか、こちらで紹介していきたいと思います。脱毛に興味のある男性も必見です。
目次
1、男性脱毛とは
ここ10年ほどの間にヒゲ剃りの処理が面倒だったり、処理後の肌荒れや見た目を気にして脱毛する男性が増えてきました。
その頃は脱毛といえばヒゲ脱毛をする方が多かったのですが、脱毛サロンに通ううちに、露出することの多い肘下やひざ下のわずらわしい毛をなくす人が増えていきました。
その後毛の密度の多い腹部や胸、VIOラインと範囲が広がり、毛の境界線ができてしまうことをさけるようにと全身脱毛をする人も増えてきています。
そんな男性脱毛に通う人がふえていったことでメンズ専用サロンがでてきたり、女性サロンにも併設して男性脱毛ができるようになったりとここ数年の男性脱毛ブームがおきています。
また男性の美意識の多様化により、メイクをしたり肌の美しさを重視する男性がふえ、従来の「毛がある=男らしい」という意識がかわってきています。
男性も肌を美しく、毛がないことが清潔感がある、おしゃれの幅が広がるという考え方の変化が男性脱毛の人気をさらに増加させています。
2、男性の脱毛をする目的
もともと毛がある=男らしい、すてきだった美意識にも変化があり、むだ毛は女性にも男性にも不潔、煩わしいといった印象になっています。
仕事やプライベートでも清潔感のある男性がおおくなり、むだ毛を脱毛してつるつるにしようと思う人がふえてきています。
それによってヒゲ以外にも体毛をかみそりや除毛クリームで自己処理する人がふえ、脱毛サロン、クリニックでも脱毛へのニーズも高まっています。
3、どんな男性が通うの?
①自己処理が面倒
毎日のヒゲ剃りが面倒に感じている方、またその処理によってお肌が乾燥し、赤みがでたりニキビのような肌荒れを起こしてしまう方はとても多いです。
毎日のひげ剃りもぱぱっと剃るだけではなく、シェービングフォームをのばして、いろんな角度から剃り残しがないようにそっていき、顔をあらってアフターローションをつける、手元がくるって顔に傷をつけてしまったら痛いですし、目立つ、その傷をだれかに指摘されるのも面倒だし、嫌だしと、そんなヒゲ剃りをなくすることができたら楽だなと考えるようです。
電動シェーバーを使っている方も良い製品となると高額ですし、ヒゲが濃くて密度が多ければしっかり剃るために肌にぐいぐい押し付けないとそりきれないようです。
朝すこしでもゆっくり寝ていたい、すこしでも準備がすくなくしたいという気持ちはとてもよく理解できます。
さらに朝だけではなくひげの濃い方は夕方にはのびてきて、飲み会がある日は会社でひげをそっていくという方も。濃い方のお悩みの中にもひげをそっても毛の色が目立ちお肌がくすんでみえる、青く見えることを悩んでいる方もいます。
肌に色味があると老けてみえたり、会社の身だしなみで注意されることもあるようで、自分だけではもうどうしようもないなやみですよね。
②肌荒れ、肌が弱い
肌が弱い方は、剃ることすら刺激になってしまうほど肌荒れをおこしてしまうので、自己処理の回数をへらしたい、負担をなくして、荒れないようにしたいという希望で脱毛されます。
ヒゲをそるためのかみそりは3、4枚刃ととてもするどい切れ味のかみそりになっているため、毛よりも柔らかい肌は簡単にそられて、刺激をうけています。
毎日のこととなるとお肌は慢性的に傷がついてしまい、口周りやあごの肌質は硬く乾燥し、毛穴が炎症してニキビというよりもおできのようになってしまっている方、肌全体が赤くなってしまっていたり、かみそり負けをひきおこしている方もいます。
ヒゲそりは毎日のことですし、ヒゲをそらないわけにはいかないので、なくして楽になろう、悩みを解決するために脱毛をしようと来店されます。
中でも一番症状が出ていた方は、肌が荒れすぎてクリニックのレーザーが出力がつよいため、肌がたえられないだろうということでことわられてしまったという方もいます。エステの光脱毛はレーザーに比べると出力がマイルドなため肌が心配な方でも様子をみながら脱毛をすることができました。
②見た目をすっきり、ファンション性を求める
芸能人やモデルのようにすっきりとした見た目、毛のないつるつるの肌をもとめて脱毛をする方もいます。
10代から20代の若い世代はファッション性を求めるため、すてきなファッションを着こなすために脱毛をします。
Tシャツやハーフパンツから露出する腕、足の毛がぼーぼーにはえているとかっこわるし似合わない、女の子のようにきれいな肌に、可愛いスタイルを目指す方は男らしいヒゲは似合いません。
ここ数年のアイドルや韓流スターは男性でも女性のような可愛い顔立ちをしているため、憧れている男性は脱毛サロンに通っています。
ファッション性を求める男性は、でている場所の顔、腕、足、手の甲指、足の甲指の脱毛を希望されることが多いです。
実際にモデルや芸能人も脱毛サロンにいき、つるつるの状態まで脱毛する人も入れば、もともと毛が薄い程度にみえるように脱毛する方もいます。
③筋肉のラインをみせる、スポーツ系
筋肉をきたえる体育会系の男性も脱毛をされます。ジムやトレーニング施設でトレーニングを行う際に体を露出する機会が多いですし、できあがった筋肉のチェックをする際やひきしまった筋肉美を披露するのに毛を不必要なようです。
毛があると鍛えた筋肉のラインがぼやけてみえるため、大胸筋、広背筋といった体の大きな筋肉の場所を脱毛を希望します。
またトライアスロン、マラソンなどの大会に参加するスポーツ系の方たちや、ジムトレーナー、インストラクターの仕事をしている方は、日頃もそうですが競技の際のユニフォームやジムウェアから露出する足、腕をきれいにしておくために脱毛を希望されています。
テレビやメディアでみかけるスポーツ系の方はつるっとした美しいお肌をしていますものね。地道な努力をがんばってらっしゃいます。
④40,50代の自己投資
40、50代が見た目に清潔感、若い印象をもとめて脱毛するというのもめずらしくありません。
経済的に余裕もできて、仕事で責任のある役職についていたり、ご自身で会社を経営している方などは自分への投資をいう意味で脱毛をします。若い人にくらべると肌質や体型に衰えが出てきてしまう分、脱毛をしてつるっとした若々しい見た目作りが大切です。
毛がなくなることで毛穴もひきしまるのでつるっとした印象になりますし、むだ毛がないことで女性や周りの方への印象もアップすることでしょう。また40代から気になる加齢臭ですが、実は臭いは毛を伝って放出されるため、毛がなくなることでそれを防ぐことができます。
また毛の密度が多いところは雑菌が繁殖して汗の臭いも気になりますが、毛をなくしてしまうことで同じく予防ができます。見た目だけでなく、加齢によっておこる悩みをふせぐことができるのも嬉しいですよね。
⑤彼女や奥様にすすめられて脱毛
ご紹介で来店する男性のお客様にきっかけをきくと彼女や奥様にすすめられて脱毛をしようと思ったという方も多いです。
自分ではそこまでむだ毛を気にしていなかったのですが、彼女や奥様から脱毛をすると楽になるよときいて興味をもつようです。
実際に彼女や奥様が通っているサロンに一緒に来店したり、サロンを探してくれるようで、脱毛がどのようなものなのか、効果や施術内容などはわからないまま来店されます。
女性に彼氏やご主人に脱毛をすすめる理由をきくと、ひげ剃りがめんどくさそう、ヒゲ剃りしても青みが気になる、肌を切ってしまい見た目がいたそうという思いやるご意見もあれば、むだ毛が落ちていて掃除しても毛だらけなのが嫌、お風呂場が毛だらけ、見た目が老けて見えるなんていう意見もあります。
彼女や奥様におすすめされたら、まずは一度カウンセリングにいってみるのをおすすめします。
4、人気部位
①ヒゲ脱毛
男性に一番人気の箇所はひげ脱毛です。顔は一番でている部分になるので、ヒゲが濃い人やのびるスピードが早い人、仕事柄ヒゲをはやせない人は毎日自己処理をしています。
処理時間は5分から10分ほどですが、シェービングフォームをつけて、いろんな方向から剃って剃り残しをチェックして、毛を洗い流して、アフターローションでお肌を整えるという一連の流れを毎日繰り返すのは面倒ですよね。
さらに濃い人は夕方には伸びてきてしまい、会社でも電動シェーバーをもちこむなんて人もいます。
ヒゲの薄い人はもうすこし頻度は少ないものの、やはり面倒だからヒゲの処理をなくしたい、減らしたいというのが圧倒的にニーズが多いです。
またカミソリで肌がきってしまい顔に傷ができてしまう、それを人に言われるのは嫌だ、ヒゲ剃りによる赤みやかゆみ、ニキビなどの肌荒れに悩んで脱毛を希望する方も多いです。また肌が白い方が毛のそった後が青くみえてしまうことを気にして脱毛しにくる方も。
男性にもいろんな悩みがあるんですね。
ヒゲは全身の中で一番回数がかかる部位です。
脱毛には成長期、退行期、休止期という毛の生え変わりのサイクルがあります。毛根によって毛周期が異なるため、なくなり方には個人さがありますが、ヒゲははえてくるスピードが早いため、2、3週間に1回ずつ脱毛をしていきます。
エステの光脱毛で10回、クリニックのレーザーで6回ほど脱毛すると見た目に毛が減り、自己処理の回数や時間が減ったとかんじることができるでしょう。
さらに毛量をなくしたい方はエステの光脱毛で20回~30回、クリニックのレーザーで10回から20回ほど回数をみたほうが良いでしょう。完全に毛を減らしていきたいと思うと回数が必要です。
元々の毛の量によっても回数の目安が異なるため、サロンのカウンセリングの際にカウンセラーと相談するのがおすすめです。
②VIO脱毛
2番目に人気の箇所はVIO脱毛です。従来の脱毛機では肌トラブルを起こす可能性があり、局部に近い部分はできませんでしたら、最新の脱毛機では安全に処理することができるため安心して脱毛をすることができます。
また医療機関でのVIO脱毛は麻酔や薬を処方してもらえることで痛みや赤みなどを気にする人も安心して受けることができるようになったため、ここ数年で一気に人気部位になりました。
VラインやOラインは毛の密度があるため、不衛生になることを気にして脱毛する方が非常に多いです。ウォッシュレットの環境が整っていない職場や外回りの多い方や、海外で出張や旅行に行くことが多い方などは衛生面を気にして毛をへらしたいと希望されます。
下着や通気性の悪い服装で蒸れてしまってかゆみや肌荒れを起こしてしまっている人も多いようで、デリケートな部分のためだれにも相談できずに悩んでいたという方も多いです。
VIOラインはすべての毛をなくしていくというよりも密度をへらしたい、本数をへらしたいという希望が多いため、5回から10回ほど脱毛を希望されます。V、Iラインは女性の脱毛と同じようにデザインをつくって周りの毛をなくしていき、Oラインは完全にへらしていく傾向があります。全処理を希望する場合は、15回から20回ほど回数が多くかかります。
Vラインのデザイン
⑴逆三角形
毛の密度を全体に減らした上で、逆三角形の形に整えます。角はとって自然と柔らかな三角はもともと少なく見えるような自然なデザインになります。下着からはみでてしまう腹の毛も一緒に処理してしまう方が多いです。
⑵丸型
局部のまわりを自然に丸く整えます。こちらももともと毛が少なく見えるように自然にはえているような形です。
Iラインのデザイン
⑴全処理
局部の上、あしのつけねもすべてなくしていきます。粘膜に近い部分は多少脱毛回数が多くなりますが、なくなったときの爽快感で希望される方も多くいらっしゃいます。特に蒸れてかゆみが出てしまう方は、なくすことを希望する方が多いです。
⑵局部は残す
局部の毛は脱毛せずにVラインから続いている毛と脚のつけねの毛を脱毛していきます。
下着から出てしまう部分なので、清潔感を求める方はこのような方が多いです。
気になる施術の際ですが、男性用のペーパートランクスを用意しているサロンでしたら着替えをします。自前の下着をもってくるようにいわれるところもあります。すべて脱いで施術というよりも配慮しながら施術になりますのでご安心ください。
片足を横に開いたり、うつぶせの姿勢で毛がみえるように施術をおこなっていきますが、施術部位が見える程度の姿勢でうけることができるので、リラックスして受けていきましょう。着替えや施術時の姿勢が不安な方はカウンセリングの際にあらかじめ聞いておきましょう。
③肘下、手の甲指脱毛
人の目にふれやすい部位なので、体の脱毛の中でも挑戦しやすい部位です。お客様に接するサービス業、営業の方など見た目に清潔感を求める方に人気があります。
腕の毛は目線に入りやすく、毛がもさもさ生えていると不衛生な印象があります。特に手を使う料理人や歯医者さんはお客様、患者さんに清潔な印象を与えたいということで腕の脱毛を希望されます。
男性の長くすらっとした腕や指は女性の目にはいりやすいところです。毛がはえているよりは、つるっとした肌のほうが清潔感があり好印象です。肘下はすべてなくしていくというよりも毛の量を減らす程度、手の甲指はほとんど毛がないほどまでなくしたいといわれることが多いです。
減らす程度でしたら5回から8回、なくしていきたいと思うと15回程度必要になります。もともとの毛の量によってもことなりますので、あらかじめ相談してみましょう。
まとめ
男性が脱毛をする理由もさまざまですよね。女性のように美しくなりたいという願望や自己欲求よりも男性は実用性や相手に対する清潔感のためという印象です。
まだまだ脱毛したいけど迷っている方も多いと思うので、気になるかたはまずはカウンセリングで相談したり、無料体験に挑戦してみてくださいね。