ブライダル脱毛とは別に人気のメニューが「ブライダルシェービング」!
ここではブライダルシェービングについて説明していきます。
目次
ブライダルシェービングとは
ブライダル脱毛でのシェービングは花嫁さんに向けて結婚式前に行われるシェービングのことで、ドレスや着物を着た際に見える部分のムダ毛を処理します。
また、かみそりを使うのは「レザーシェービング」、電気シェーバーを使うのは「ソフトシェービング」と呼ばれていて、レザーシェービングをする場合には理容師の資格などが必要になります。
特にブライダル脱毛のシェービングで人気なのが「レザーシェービング」です。レザーシェービングはソフトシェービングと異なり、肌に直接カミソリをあてていきます。
そのため、ムダ毛とともに表面の古い角質も一緒に取り除くことができるため、肌がつるつるとした仕上がりになり、肌のトーンが明るくなるのです。
ただ、かみそりを用いる場合には、敏感肌・肌荒れしやすい方は赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こる可能性もあるので結婚式の1か月ほど前に一度、テストしていたほうがいいでしょう。
また、レザーシェービングは理容店で行うのですが男性向けのシェービング(ひげ剃り)を行っているところはあっても、女性向けのブライダルシェービングを行っているところは少ないので事前に確認しておきましょう。
脱毛と違い、その場限りですが結婚式直前でもできるので、「ブライダル脱毛に間に合わない!」というとき、ムダ毛の処理をうっかり忘れていたときなどにぜひ利用してみてください。
ブライダル脱毛 | クリニック・サロンで行う(期間がかかる) ずっとムダ毛処理しないで済む |
ブライダル脱毛シェービング | 式場、理容室、エステなどで行う(数日前で◎) 美白効果などもある |
ブライダルシェービングで人気の箇所
細かなムダ毛や産毛がなくなることでお化粧のノリがアップしたり、肌がワントーン明るく見えたりとメリットも多いことから人気のブライダルシェービングですが、和装と洋装ではシェービングが必要な部位が異なってきます。
一般的には、それぞれ肌が露出する部分をシェービングするのですが、美しく髪を結いあげる和装の場合と髪をおろすヘアスタイルも多いウェディングドレスの場合では、ブライダルシェービングで人気の箇所にも多少の違いがあるのです。
和装の場合
ブライダルの和装と言えば白無垢や色打掛など美しい着物姿が印象的ですが、美しく着こなすには後ろ襟を大きくぬいて見せるのが一般的です。
ヘアスタイルも髪を結いあげるのが一般的なので、自然と襟足やうなじが露出されるため、和装の場合は襟足やうなじなど着物から露出する部分のブライダルシェービングが人気になっています。
顔
和装の場合、基本的に上半身で着物から露出する部分は全てシェービングした方が良いので、お顔のシェービングは必要です。
お顔のシェービングは産毛を剃ると同時に古い角質も取ってくれるので、お化粧のノリが良くなるメリットもあり人気です。
うなじ
なめらかで産毛のない白いうなじを露出することで、一段と和装姿が美しく見えます。
襟足の周りから首の後ろ、さらに背中に向かって生えた産毛を処理すると和装にピッタリの美しいうなじに仕上がるので人気です。
背中
和装の場合、ウェディングドレスよりも露出する部位が少ない分、後ろ襟を大きくぬいたうなじから背中にかけてゲストの目線が集中しやすいのです。
そのため、背中も露出される範囲となりシェービングは人気です。
デコルテ
和装のみで結婚式を行う場合は、デコルテは隠れている部位なのでシェービングは必要がない印象です。
和装の場合、上半身で着物から出る部分をしっかりとシェービングすれば大丈夫なので、デコルテはお好みでということになりますね。
指
シェービングには肌の透明感がアップする美肌効果もあるので、結婚指輪をより輝かせるためにも指先のシェービングは人気です。
洋装の場合
結婚式での洋装と言えばウェディングドレスですが、ウェディングドレスはオフショルダーやビスチェなど肌の露出が多いデザインも人気です。
結婚式では主役だけに、ライトが当たることやゲストとの距離が近くなることも多く、露出された部位の産毛が意外に目立ち気づかれてしまうこともあります。
基本的に肌の露出が多い洋装の場合は顔やうなじのほか、ドレスを着たときに露出する部分もブライダルシェービングは人気です。
顔
純白のウェディングドレスをより美しく着こなすためにも、人目につきやすいお顔のシェービングは必要です。
お顔のシェービングはお化粧のノリを良くしてくれますし、透明感のある明るいお肌で結婚式を迎えるためにも人気です。
うなじ
洋装の場合、ドレスに合わせて髪をおろすという方もいると思いますが、お顔周りにライトが当たることでうなじの産毛が目立ってしまう可能性もあるので、横から見た時に首が美しくすっきりと見えるようにシェービングするのが人気です。
背中
背中は自分では見えない部位なので、ムダ毛や産毛が生えていることに気がつかないこともあります。
自然体のまま、当日ドレスを着てみたら「背中の産毛が目立ってしまった!」ということがないためにも、背中のシェービングは人気です。
デコルテ
女性らしい艶やかなデコルテを演出するためにもシェービングは人気です。もしもお顔だけのシェービングで済ませてしまった場合、お顔だけが明るく見えて浮いてしまう可能性もあるので注意が必要です。
腕
結婚式ではキャンドルサービスや記念撮影など、ゲストとの距離も近くなります。そんな時に腕の産毛が目立ってしまっては少し恥ずかしいですよね。
ウェディングドレスから出ている腕や手首は意外と人目につきやすいので、シェービングしておけば安心して結婚式を迎えられるので人気です。
指
指先もウェディングドレスから出ている部分なので、気になる方はシェービングすることをおすすめします。
ムダ毛や産毛がなくなるだけでなく肌色がワントーン明るく見えるメリットがあるので、指先のシェービングも人気です。
ブライダルシェービングの流れ
花嫁をより美しく輝かせてくれるブライダルシェービングですが、基本的にはブライダルエステが先で、次にブライダルシェービングという流れが多いです。
理由はシェービング直後のお肌は少し敏感になっていることがあり、その直後にエステでマッサージを受けたりすると、稀に赤みや痒みといったを肌トラブルを引き起こすことがあるからです。
もしもエステより先にブライダルシェービングを受けてしまった!という場合はお肌が落ち着くのを待って、3日~1週間くらい間をあけてからエステを受けるようにすると安心です。
ブライダルシェービングの施術方法
普段シェービングをしない方はブライダルシェービングの施術方法など気になることも多いと思います。
そこで和装の最大ポイントとなる、うなじのブライダルシェービングの一般的な施術方法について簡単に説明していきたいと思います。
1・えりの保護と潤い
まず、えりそり前のお肌を柔軟にしていきます。丁寧に保湿しながら皮膚に保護膜を作り、カミソリからの刺激を緩和します。
はがれた角質層の修復効果や皮膚の水分バランスの正常化を行ってからシェービングに入ります。
2・えりそり
お肌に優しい成分で作られた専用フォームを塗り、産毛を丁寧に取り除いていきます。
プロの技術で透明感のあるお肌に仕上げてくれますし、うなじの形は花嫁の要望に沿って整えてくれます。
3・えりの仕上げ
えりそりが終わったら、お肌の水分バランスを整え透明感のあるみずみずしいお肌に仕上げます。
お肌の状態を見ながら、更に美肌成分や皮膚を引き締める成分を与えキメを整えて潤いを保ちます。
このような施術方法が一般的なうなじのブライダルシェービングになります。
髪をアップすると特に毛量が多い人やくせ毛の人は、耳の下に連なっている短い毛や首の後ろから背中にかけて生えている産毛が目立ちがちなので、和装の前にはブライダルシェービングを行うことをおすすめします。
ブライダルシェービングの注意点
前日の施術は避ける
ブライダルシェービングを行う際、前日の施術は避けた方がベストです。
今までカミソリ負けの経験がない人でも、できればブライダルシェービングは1週間から3日前までの期間に行うことをおすすめします。
女性のお肌の調子は日々変わりやすいので、肌トラブルを回避するためにもお肌を鎮静させて馴染ませる期間を設けてあげましょう。
保湿が必須
ブライダルシェービング後は古い角質が取れてツヤツヤのお肌になりますが、角質が取れる分とても乾燥しやすくなっていてお肌の水分量が低下してしまうのです。
それを防ぐためにはやはり保湿が必須です!お風呂上がりに化粧水だけではなく、クリームやオイルでしっかりお肌に蓋をして乾燥から守ってあげてください。
紫外線対策も必須
ブライダルシェービング後は角質や産毛がなくなっているため、紫外線によるダメージを受けやすくなっています!
紫外線対策も必須になってきます。
日焼け止めを塗ったり日傘をさすなどして紫外線からお肌を守ってあげてください。
ブライダルシェービングをエステと理容店でする違いは?
ブライダルシェービングはエステサロンや理容店で受けるのがおすすめです!
手軽に済ませたいと自分でシェービングをする方もいますが、自己流のシェービングにはさまざまなリスクがあるのです!
ムダ毛や産毛のシェービングは、適切な方法で行わなければお肌に大きな負担をかけてしまうので、やはりプロにお任せするのが安心です!
ではエステサロンや理容店でブライダルシェービングを受ける場合、どんな違いや特徴があるのでしょう?
ブライダルシェービング【エステの特徴】
エステサロンで行われているブライダルシェービングは、「ソフトシェービング」と言われる電動カミソリを使用する方法や刺激の弱いカミソリを使用するシェービングが一般的です。
特にソフトシェービングは低刺激なので、お肌が弱い方や肌荒れが心配な方でも安心して施術を受けられるという特徴があります。
またエステサロンは女性専用の空間や個室が用意されているのでリラックスできますし、ブライダルシェービング以外のエステメニューも充実しています。
ブライダルシェービング【理容店の特徴】
理容店では国家資格を持った理容師が理容特有のカミソリで施術する、「レザーシェービング(本格シェービング)」が受けられます。
理容師によるプロの技で白くなめらかな肌や美しいうなじを手にすることができますし、剃り残しやカミソリ負けなどの不安も軽減されるといった特徴があります。
理容店と聞くと男性が多いイメージですが、最近では「ブライダルシェービング」や「レディースシェービング」などの女性向けメニューを用意している理容店も増えています。
ブライダルシェービングを受けるタイミング
ブライダルシェービングを受けても数日するとまたムダ毛が生えてくるため、結婚式の2、3日前に受けるのがおすすめです。
かみそりによる肌トラブルが起こる可能性もあるため、結婚式の1か月前にはお試しとして、一度ブライダルシェービングを受けておくと良いでしょう。
ブライダルシェービングの料金相場
ブライダルシェービングの料金相場を見てみましょう。
和装向け | 洋装向け | エステ・パックなどセットプラン | |
理容室 | 3,000~5,000円前後 | 3,000~5,000円前後 | 1万円前後 |
エステサロンなど | 5,000~1万円前後 | 5,000~1万円前後 | 3万円前後 |
その他、理容室やサロンによってメニューが異なっているため、ブライダルシェービングを受けたいことを伝えた上で、どの部分をシェービングすると良いか相談してみましょう。
顔のブライダルシェービング後、肌トラブルを防いできれいにするためのパックやお手入れをオプションにできるところも多いため、仕上がりを気にする場合にも相談するのがおすすめです。
ブライダルシェービングを受ける際のポイント
ブライダルシェービングは、肌に傷をつけたりかぶれたりするなどの失敗が許されない施術です。
そのため、事前にカウンセリングを行ってくれるところを選ぶのがおすすめ。
どこをきれいにしたいのか、現在の肌の状態はどうなのかなど、しっかりとヒアリングをしてくれるサロン・理容室を選ぶと安心してブライダルシェービングを受けられるでしょう。
ブライダルシェービングのまとめ
ブライダルシェービングはタイミングや注意点に気を付けなければいけないものの、メリットだらけです!
人生でもっとも輝く日、結婚式。晴れ舞台のために、お金を少し使ってでも、綺麗に・安全に産毛処理をオススメします。
また、ブライダル脱毛と一緒にすることで、より綺麗な肌を目指せます!
「やっておけばよかった・・・」となる前に、ぜひ受けましょう!