【監修】元エステティシャン 村上 沙紀さん のプロフィール
脱毛・痩身のエステティシャンとして4年ほど実務。
基礎知識はもちろん、脱毛を早く終わらせるなどもお客様にアドバイスしてきました。
みなさんは「ブラジリアンワックス」ってご存知ですか?
ブラジリアンワックスは脱毛サロンや自宅でできる脱毛方法の1つです。
脱毛するのが当たり前の今!脱毛サロンや自宅でできるブラジリアンワックスを考えている人も多いかと思います。
そこで今回は、ブラジリアンワックス脱毛の使い方やメリット・デメリットについて解説していきます。
人気のブラジリアンワックスも紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね!
ブラジリアンワックス脱毛とは?
ブラジリアンワックス脱毛とはワックス剤を温めて脱毛したい部分に塗り、適度に冷えたところでそのワックス剤を剥がして脱毛するというものです。
ワックスを塗った範囲を一回で引き抜くことができるので、短時間で大量の毛を脱毛することができます。
また、顔以外であればどの部位でも使用することができます。ただし脱毛したい部分の毛が0.5cm~1cmほどないとうまく脱毛できませんので注意しましょう。
脱毛を行う部位によっては自宅で自分で行うことも可能ですが、レーザー脱毛やフラッシュ脱毛のように毛根を熱で破壊するようなものではなく、毛根から引き抜くというものですので永久脱毛というわけではありません。
熱で破壊するようなものではなく、単純に毛を毛根から引き抜くというものですので永久脱毛というわけではありません。
効果はだいたい2~3週間ほどですので、ワックス脱毛を考えている人は覚えておきましょう。
ブラジリアンワックスの種類について
「VIO脱毛」にもよく使用されるブラジリアンワックス。そのため、アンダーヘア脱毛とも呼ばれています。
主に「ソフトワックス」と「ハードワックス」の2種類があり、一般的には肌の状態や脱毛箇所に応じて使い分けられます。
自分で行えばもっと安く済みますが、VIOゾーンなど自信がない場合は最初はプロに行ってもらい、その方法や手順をマスターして徐々に自分で行うようにシフトするのも良いかもしれません。
ブラジリアンワックスのメリット
ブラジリアンワックスにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
それではブラジリアンワックスのメリットを紹介していきます。
・それほど費用がかからない
・昔からある自然的な脱毛方法である
・レーザー脱毛やフラッシュ脱毛できない部分でも脱毛することができる
・行った後の肌触りが良い
・肌が弱くても受けられる
・永久脱毛ではない
それでは上記を詳しく説明します。
それほど費用がかからない
ブラジリアンワックスは脱毛サロンなどで専用の機器を用いて脱毛するよりも安い費用で行うことができます。
自分で行えばもっとも安くできますが、VIOゾーンなどで自信がない場合は最初はプロに行ってもらい、その方法や手順をマスターして徐々に自分で行うようにシフトするのも良いかもしれません。
昔からある自然的な脱毛方法である
ブラジリアンワックスははちみつをベースにしたワックスを肌に塗って引き抜くという昔からある脱毛方法です。
人工的な機器や薬を使わないという点で安心できるという人もいます。
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛できない部分でも脱毛することができる
レーザー脱毛は毛に含まれるメラニン色素によって黒くなっている部分に熱を集めて脱毛するというものです。
そのため白髪は脱毛することができませんし、肌が日焼けしている人にも使用することができません。
肌が黒く焼けている人に使用すると火傷の原因となります。
また、VIOゾーンなどに的確に使用するのが難しいという弱点もあります。
そういった部分でもブラジリアンワックスでの脱毛は行うことができるのです。
行った後の肌触りが良い
ブラジリアンワックスを行った後は他の方法の脱毛よりも肌がツルツルですべすべしているように感じます。
そのため、芸能人などにもブラジリアンワックスの愛用者が多くいます。
このすべすべ感を感じたいためにブラジリアンワックスを使用するという人が多いのです。
永久脱毛ではない
これは短所では?と思う人もいるかもしれませんが、考えようによっては立派な長所なのです。
「夏はきわどい水着を着たいからブラジリアンワックスを使用するけど冬は伸ばしておきたい!」
と季節や時期によって変化をつけたいという人におすすめです。
永久脱毛をしてしまうと、その部分はもう生えてこないので取り返しがつきません。
また毛が生えてくるブラジリアンワックスだからこそ気軽に利用することができるのです。
ブラジリアンワックスのデメリット
残念ながらブラジリアンワックスにはメリットだけというわけではなく、デメリットもいくつか存在しています。
・とにかく痛い
・肌のトラブルが起こる場合もある
・時期を調節するのが難しい
・自分で行うのはなかなか難しいし面倒である
・永久脱毛ではない
それでは詳しく説明していきます。
とにかく痛い
ブラジリアンワックスを行っている人が真っ先に挙げるのがこの「痛い」ということです。
ワックスを皮膚に塗って毛の流れと反対に一気に剥がすわけですから普通に考えても痛いのは間違いありません。
元々皮膚が薄い人は、腕や足などでも行った後は肌が赤くなったり、ヒリヒリした感じが残る場合があります。
まして皮膚が薄く敏感なVIOゾーンについては口コミなどでも「痛すぎて笑うしかない」というような書き込みが目立っています。
慣れればある程度はましになるという意見もありますが、「何度やっても痛いものは痛い」という意見も多いのも事実です。
痛さに弱いという人にはかなりつらい脱毛方法かもしれません。
肌のトラブルが起こる場合もある
毛の太さによっては痛いだけでは済まずに出血したり、角質も取れるため皮膚が薄くなり、肌荒れやかゆみなどのトラブルが起こることもあります。
時期を調節するのが難しい
ブラジリアンワックスは永久脱毛ではありません。しかし脱毛を行った直後は肌が赤くなっていたり敏感になってしまいます。
つまりもっともよい時期を調節するのが難しいのです。
人によって毛が生えてくるスピードは違うために一概に2~3週間で生えてくると言い切れるものではありません。
旅行や海に行くという日の数日前くらいに調節して行っていくのが難しいことがあるのです。
自分で行うのはなかなか難しいし面倒である
Vラインはなんとかできても、IラインやOラインを自分で行うのはかなり難しいという意見もあります。
手間も時間もかかるので結局脱毛サロンで施術をしてもらうという人も多数います。
Iラインは直接見ながら行うという事が難しいだけでなく、毛が密集しているため痛みが出やすい部分でもあります。
また、毛が直毛ではなく縮れていたりする場合もありますのでさらに難易度が高くなっています。
しっかりと毛根までワックスを塗らずに毛先にだけ塗って引き剥がしても痛いだけで毛は抜けません。
時間をかけて少しずつ確実に行う必要があります。
Oラインも同様に確認しながら脱毛するのが難しい部分ですが、VラインやIラインよりは痛みに耐えられる部分となっています。
もっとも自分では確認しにくい部位になるために時間と手間は余計にかかることになります。
ブラジリアンワックスの使い方!
ここではブラジリアンワックスの手順を紹介していきます!
1. 十分に乾燥させる
2. ワックスを塗る
3. ストリップスをワックスに付ける
4. ストリップスを剥がします
5. 保湿する
それでは上記の手順を詳しく説明します!
1.脱毛したい部分を十分に乾燥させる
「えっ!ワックスを塗るんじゃないの!?」と思うかもしれませんが、まずは脱毛したい部分を「乾燥」させます。
水分や汚れが残っているとうまくワックスを定着させることができませんので、清潔に洗った上で十分に乾燥させましょう。
また、使用するブラジリアンワックスは固いとうまく使用することができません。固い場合は少し湯煎をして温めることをオススメします。
ただし、固いからといって温めすぎると皮膚に付けたときに火傷の恐れがありますので注意しましょう。
2.ワックスを塗る
いよいよ「ワックスを塗布」します。
ワックスを塗るときは毛の流れに沿って、毛の根元から均一になるように塗っていきます。
ワックスを塗るときは毛の流れに沿って、毛の根元から均一になるように塗っていきます。
このとき、いきなり広範囲にわたって塗布すると痛さが増したり、失敗の元にもなりますので狭い範囲から行うようにしましょう。
特に、ワキや胴体などは毛の生えている向きが場所によってバラバラなので、よく見てワックスを塗りましょう。
3.ストリップスをワックスに付ける
ワックスが塗れたらストリップスと呼ばれている紙をワックスに付けていきます。
ストリップスはブラジリアンワックスを購入すると大体付属していますが、ない場合は購入をしましょう。
ワックスとしっかりとくっつかせたいのでぎゅっと押して付かせます。
4.ストリップスを剥がします
最後にストリップスを「剥がします」。
時間を置くことはしないで、紙がしっかりと付いたら剥がしても大丈夫です。
このとき、毛の流れとは反対の方向に向かって勢いよく剥がしましょう。
痛いのが嫌だと少しずつペリペリと剥がすと返って痛かったり、充分に脱毛効果が得られない場合があります。
こうして脱毛した部分は毛根から引き抜いているために肌がツルツルになります!
5.保湿する
脱毛した直後は肌が非常に敏感になっています。
アフターワックスジェルや化粧水などを使用して肌の火照りを抑えて「保湿」していきましょう。
これは普段の保湿にも有効な方法です。
また、脱毛した毛穴をそのままにしておくと、毛穴が開いたままになり老廃物や汚れが詰まってしまい、毛穴が閉じてしまうことがあります。
すると新たに生えてきた毛は皮膚の外に出ることができずに「うもれ毛(埋没毛)」となってしまうのです。
ピーリングなどで肌の角質をしっかりと落とし、毛穴のケアをしっかりと行うようにしましょう。
まとめ
脱毛にはレーザー脱毛、フラッシュ脱毛、ニードル脱毛の他にもワックスやクリームを使って自宅でするものなど様々な種類があります。
費用や時間、手間、効果などにはそれぞれに長所と短所があるために、どれが一番優れているとは言い切れない部分もあります。
自分が求めている効果、何を優先するかを考えて脱毛方法を選んでいくのが良いでしょう。