【監修】元エステティシャン 村上 沙紀さん のプロフィール
脱毛・痩身のエステティシャンとして4年ほど実務。
基礎知識はもちろん、脱毛を早く終わらせるなどもお客様にアドバイスしてきました。
「家で手軽に脱毛したい!」
このように考えている男性や女性が多いと思います。家で脱毛をすることには、実はメリットとデメリットがあるんです。
この記事では、家庭で手軽に脱毛をする方法と、そのメリットとデメリットをお伝えします。
家庭での脱毛を考えている方は、参考になれば幸いです。
家庭内での脱毛は人によって満足度が異なる
家庭での脱毛は、人によってどちらがよいか異なるため、あなたに適した脱毛方法を知る必要があります。
主な脱毛方法は2つあります。
2.家庭で行う脱毛
それぞれの特徴を見ていきましょう。
お店で行う脱毛
クリニックやサロンなどのお店で行う脱毛は、主に2種類存在します。
光脱毛:エステサロンでの脱毛。レーザーに比べ照射威力は低いが料金は安い。
クリニックでは高度な脱毛ができる反面、医師免許を持つ人しか扱えない専用の機械を使って脱毛を行うため、費用が高いのがデメリットの1つです。
また、強いレーザーで毛をつくる細胞の活動を止めるため、多少の痛みと副作用が生じることも知っておきましょう。
家庭で行う脱毛
家でできる脱毛には主に4つの種類があります。
- カミソリ
- 家庭用脱毛器
- 除毛クリーム
- 脱毛ワックス
具体的な方法と効果はあとから詳しくお伝えしますが、クリニックよりも安く脱毛することができます。
ただ、クリニックで行うような強力なレーザー脱毛は、家庭用脱毛器では行うことができないため、永久脱毛は家庭ではできません。
以下で詳しく、家庭で脱毛を行う方法と効果をお伝えします。
家庭で脱毛を行う3つの方法と効果
カミソリ
脱毛で最もメジャーな脱毛方法がカミソリでの脱毛です。
脱毛したい箇所に、皮膚を傷つけないためにクリームを塗り、カミソリで毛を剃ります。
男性・女性どちらもカミソリで毛を剃るのが一般的。
主に足や腕など、手の届く範囲で行います。
②次に生えてくる毛が太くなりやすい
③皮膚を傷める可能性あり
④狭い範囲で脱毛が可能(1か所を重点的に脱毛できる)
⑤カミソリ1個の低価格で脱毛ができる
家庭用脱毛器
家庭で手軽に脱毛方法として人気が高い家庭用脱毛器。
レーザー脱毛器よりは効果が期待できませんが、自分のペースでゆっくりと脱毛ができます。テレビを見ながらなど、日常の中でいつでも利用可能です。
価格は安いものだと7,000円台。高いものは50,000円以上するものもあります。
② それでも「毛を薄くしたい」「余分な毛を減らしたい」という悩みは解決できる
③ 弱い光を照射するため肌へのダメージが少ない
④ 自分のタイミングで、リビングやお風呂など、どこにいても脱毛可能
⑤ 値段はやや高いが、確実に効果を出したいなら10,000円以上がオススメ
除毛クリーム
クリームを脱毛したい箇所に塗り、一定時間置いてから、クリームごと毛を拭き取る方法。
クリームで毛を溶かすことで脱毛が可能です。
② 怪我のリスクがない
③ 低価格で脱毛可能
④ 顔には使用できないので注意
脱毛ワックス
ブラジリアンワックス脱毛とはワックス剤を温めて脱毛したい部分に塗り、適度に冷えたところでそのワックス剤を剥がして脱毛するというものです。
ワックスを塗った範囲を一回で引き抜くことができるので、短時間で大量の毛を脱毛することができます。
② 低価格で脱毛可能
③ 顔には使用できないので注意
④ 行った後の肌触りが良い
自己処理のメリット
メリットは4つ存在します。
安く脱毛が可能
クリニックで脱毛を行う場合、箇所にもよりますが、1回の脱毛で10,000円程かかります。
1回で永久脱毛はできないので、最低5回通うとすると50,000円以上払わなくてはいけません。
家庭での脱毛の場合、家庭用脱毛器を購入するだけで脱毛が可能。価格は高くても数万円ですので、圧倒的に低価格で脱毛を行なえます。
肌を傷つけることがない
レーザー脱毛だと、照射の際に強いダメージが肌にかかるため、痛みと肌荒れが出る可能性があります。
周囲の目を気にしなくてよい
女性の方は特にですが、自宅近くのクリニックに行くとご近所の方の目が気になったりしますよね。
自分のペースで自由に脱毛ができる
お店での脱毛は最低でも5回は行わないと効果がで始めないため、何度も足を運ばなくてはいけません。
ですが家庭用脱毛器やクリームでの脱毛は、好きな時に好きなだけ行うことが可能です。
自己処理のデメリット
デメリットは4つ存在します。
永久脱毛ができない
これが一番のデメリットです。
強い光を照射することができないため威力が足りず、当て漏れが出来てしまいます。
女性の方は綺麗な仕上がりを望まれている方が多いと思います。
手の届く範囲しか脱毛ができない
家庭等脱毛器では、太ももの裏や背中を綺麗に脱毛することがどうしてもできません。
それがストレスになる人も多いので、家庭での脱毛に適しているかどうかは人によります。
効果が出るまでに時間がかかる
クリニックでのレーザー脱毛は、5回ほど受ければ効果をかなり実感できます。
ですが、自己処理の場合は何度やっても効果を実感出来ないかもしれません。
特にカミソリの場合、何度剃ってもまたより太くなって生えてきます。
プロのアドバイスが受けられない
クリニックでは、脱毛によるトラブル(肌荒れなど)の専門家に相談できますが、家庭では全部自分で行うので、肌状況やケアの方法を知ることができません。
人によって脱毛方法は変えるべき
家庭での脱毛方法を中心にお伝えしてきましたが、それぞれの良い点と悪い点があります。
以下のグラフでまとめます。
価格 | 肌トラブル | 効果 | |
カミソリ | ◎ | × | 剃り口が目立ちにくい |
家庭用脱毛器 | △ | 〇 | エステ並みの効果が望める |
除毛クリーム | 〇 | △ | チクチクしない |
脱毛ワックス | 〇 | 〇 | 肌が弱くても受けられる |
優先するものによって、どれを選択するのが正しいかは変わってきます。
まずは自分に適した脱毛方法を知って、それから実践してみることがオススメです。