薬剤では改善しない歯茎の変色(メタルタトゥーなど)を外科的に切除する治療法です。
金属を使った歯科治療を受けている場合に、歯茎が黒くなってしまうことがあります。これは、装着した金属成分が溶け出すことや、治療の際に削った金属片が歯茎に入ってしまうことが原因といわれています。(これをメタルタトゥーをいいます。) この場合には、歯茎の内部まで金属による変色がすすんでいるため、薬剤によるピーリングでは完全に改善ぜず外科処置の対応が必要になります。
歯周外科(審美歯科)
諦めていた歯茎の黒ずみ(メタルタトゥー)が消える。
こんな方におすすめ
- 歯茎の色が気になる
- 銀歯の周りの歯茎が変色している
- 他医院でガムピーリングができないといわれた
歯周外科とピーリングとの比較
項目 | ピーリング | 歯周外科 |
---|---|---|
処置時間 | 短い | 長い |
麻酔 | 表面麻酔のみ | 局所麻酔 |
術後の不快感 | 弱い | 強い |
メタルタトゥー | 効果なし | 効果あり |
当院の特徴
当院では、歯科治療に不安のある方、快適に治療を受けたいとお考えの方に鎮静法を併用した歯科治療を提供しております。
この鎮静法とは意識がなくならない程度に気分を落ち着かせ、うたた寝をしているような、不安のないリラックスした状態で治療を受けていただくことができる方法です。感じ方に個人差はありますが、実際に受けられた患者様の満足度は非常に高く、「あっという間に治療が終わった」「寝ている間に治療が終わっていた」という方がほとんどです。
また、当院では一般的な「静脈内鎮静法」の他にも点滴を使用しない「筋肉内鎮静法」や、内服による「経口鎮静法」など複数の鎮静法が選択可能なため、患者様の体調やご希望に合わせた最適な方法をご提案させていただきます。
他の医院との比較
当院では精度の高い治療を実現するために、高倍率の拡大視野で歯周外科治療を行っております。使用する治療器具も高倍率用に設計された専用のものを使い、最低限の侵襲で最大の効果を上げる環境が整っています。

当院では、系列の美容クリニックと連携し、患者様が歯周外科治療を受診なさっている間に点滴や注射のサービスも提供しております。特にプラセンタ注射は歯茎の健康増進に効果的です。
忙しくて時間のない方にもおすすめのサービスです。
メタルタトゥーの再発を防ぐために、当院では金属を一切使わないメタルフリー治療をお勧めしております。
このメタルフリー治療は歯茎の変色を防ぐだけでなく、見た目の改善、金属アレルギーの発症や、虫歯の再発予防にも有効で、お口の中全体の健康に大きく影響します。
施術概要
項目 | 説明 |
---|---|
施術 | カウンセリング当日に施術可 |
施術時間 | 1時間 |
麻酔 | + |
術後の症状 | 数日間、歯茎の腫れ・痛みあり |
効果持続期間 | 再発まで個人差あり |
施術の流れ
項目 | 説明 |
---|---|
➀カウンセリング・診察 | カウンセリングでは、治療内容・方法に関してはもちろんのこと、治療期間や費用をご相談します。この際に患者様のご希望を丁寧に伺います。 |
➁写真撮影 | 色調の記録としてお口の中の撮影を行います。 |
➂局所麻酔 | 処置中の痛みを和らげるために麻酔を行います。 |
➃歯茎の切開 | 最小限の範囲で歯茎に切開を入れます。 |
⑤変色部位の切除 | 変色部位を残さず切除します。 |
⑥歯茎の縫合 | 細い糸で傷口を縫合し、処置終了となります。 |
⑦アフターケア | 担当衛生士の指示に従ってアフターケアをお受けください。その他ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。 |