低用量ピルの服用中にお酒を飲んでもいいのか気になる方も多いと思います。
低用量ピルの服用中にお酒を飲んだ場合の、効果・副作用への影響・注意点についてご紹介致します。
この記事では以下のことがわかります。
オンライン処方がおすすめな理由
- 診療時間であれば好きな時間に好きな場所から診察
- ビデオ通話・音声通話・チャットなどで手軽に診察を受けられる
- 現在の症状について専門医に相談できる
オンライン処方では、専門医が現在の症状について問診・診察を行ったうえで、ご自身に最適なピルを処方してくれます。
特に、ピルの服用中に副作用に関する不安点があれば無料で診察を受けられたり、電話・LINE・専用チャットで手軽に相談できるサービスを設けているところがおすすめです。
▼おすすめのオンライン処方サービス
メデリピル | スマルナ | エニピル | |
---|---|---|---|
特徴 | 診察代無料なのでいつでも専門医に相談可能 | チャットで助産師・薬剤師に相談可能 | 低用量ピル・ミニピルなど選択肢が豊富 |
低用量ピルの料金 | 初月0円〜 | 1,963円〜 | 2,563円〜 |
診察料・送料 | 診察料:無料 送料:0〜550円 | 診察料:1,500円 送料:無料 | 診察料:2,200円 送料:0〜550円 |
公式サイト |
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低用量ピルの服用中にお酒を飲んでもOK
低用量ピルの服用中にお酒を飲んでもピルの効果に影響はありません。
ただし、服用や飲酒のタイミングによって悪影響を及ぼすことがあるので注意しましょう。
低用量ピルとお酒を同時に飲むと副作用が強く出る可能性がある
アルコールもピルも肝臓で分解されるため、同時に飲んでしまうとピルの分解・吸収に時間がかかってしまいます。
分解が遅れるとピルの血中濃度が高くなり、嘔吐などの副作用が現れやすくなってしまうので、ピルは水で服用し、お酒と同時に飲むことは避けましょう。
服用前後2〜3時間は飲酒を避ける
ピルの服用前にお酒を飲むと、ピルを飲み忘れてしまったり、飲酒前後ともにお酒の影響で下痢や嘔吐が起こり、ピルが十分に体内に吸収されないため追加服用が必要になるリスクがあります。
ピルを服用するタイミングの前後3時間は飲酒を避けるようにしてください。
中用量ピルの服用時の飲酒は注意
中用量ピルはホルモン含有量が多いので、通常時でも嘔吐や頭痛などの副作用が出やすいです。
アルコール摂取自体が禁止というわけではありませんが、飲酒により副作用がより強く現れる可能性があります。
嘔吐により中用量ピルの効果を得られないので、副作用により気持ち悪さを感じている間は飲酒を控えましょう。
アフターピル服用後2時間は飲酒NG
低用量ピルに比べて飲酒による吐き気や嘔吐などの副作用が強く出る場合があるため、アフターピル服用後の飲酒は必ず避けましょう。
アフターピル服用後2時間以内に吐いてしまったら、薬の十分な効果を得られないので追加服用が必要になります。
避妊失敗からアフターピルで妊娠阻止が可能な時間には限りがあるため妊娠確率が高まってしまうほか、費用もかなりかさんでしまいます。
低用量ピル服用中の飲酒に関する注意点
低用量ピル服用中の飲酒に関して、注意点と対処の仕方について順にご紹介致します。
飲酒で下痢・嘔吐した場合
低用量ピルの服用から2時間以内に下痢・嘔吐をすると、低用量ピルの成分が体内に吸収されていない可能性があり、十分にピルの効果が発揮されません。
低用量ピル服用から2時間以内の嘔吐や水下痢が起きた場合は、追加で1錠服用してください。
下痢に関しては、軟便程度なら問題ありません。
ピルの服用中に飲酒をすると、アルコールや副作用が強く出ることが原因で下痢や嘔吐が起こる可能性もあるため、飲酒前後3時間は低用量ピルの服用を控えましょう。
酔ってピルを飲み忘れる
飲酒後に低用量ピルを服用する際は、酔ってピルを飲み忘れないようにしましょう。
基本的には毎日同じ時間に飲む必要がありますが、万が一飲み忘れてしまった場合は、すぐに当日分を服用してください。
1日分飲み忘れてしまった場合、普段ピルを服用している時間と近い場合は前日分と合わせて2錠服用します。
飲み忘れに気づいたタイミングが普段の服用タイミングより早ければ、すぐに前日分1錠を服用したあと、いつもピルを飲んでいる時間に当日分1錠の合計2錠を服用しましょう。
血栓症のリスクが高まる
飲酒すると利尿作用が高まるうえ、アルコール分解時に水分を必要とするので脱水症状を引き起こしやすくなります。
脱水症状は血流の悪化の原因となり、血栓ができやすくなるのでピルの副作用として代表的な血栓症のリスクが高まります。
過度な飲酒は避け、お酒と一緒にお水もたくさん飲むようにしてください。
また、新幹線や飛行機、車など長時間座りっぱなしの状態で飲酒をしてしまうと、エコノミークラス症候群により血栓症が起きるリスクがさらに高まってしまいます。
水分摂取や足を動かす運動を行うことはもちろん、前提として飲酒は控えるようにしましょう。
ピル服用中の飲酒に関するよくある質問
ピルと一緒に飲むとピルの避妊効果が弱まったり、一緒に飲んだ薬の作用が強くなったり弱くなったりする薬や健康補助食品があります。効果に影響が出る可能性がある薬は以下の通りです。
・副腎皮質ホルモン(ステロイド):ステロイドの作用が強まる可能性あり
・喘息の薬(気管支拡張剤 テオフェリン):テオフェリンの作用が強まる可能性あり
・抗生物質:ペニシリン、テトラサイクリン
・セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)を有する食品そのほか
・うつ病の薬
・免疫抑制剤
・高血圧の薬
・結核の薬
・てんかんの薬
・胃酸を止める薬
・真菌症の薬
・糖尿病の薬
・HIVの薬
・モルヒネ
・消炎鎮痛剤 等
そのため、「お酒が飲めなくなった・弱くなった」と感じる方もいるかもしれません。ですが、個人差があるため一概には言えないようです。
それにより、ピルの副作用も強くなる恐れも。
ピル服用中はグレープフルーツジュースも避けましょう。