低用量ピルの服用を開始したばかりの方で、吐き気や嘔吐などの気持ち悪さで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ここでは「吐き気は低用量ピルの副作用なのか・いつまで続くのか、気持ち悪さや吐き気への対処法や服用後に嘔吐してしまったときの対処法」についてご紹介します。
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1低用量ピル服用後の吐き気はいつまで続く?
低用量ピルに体が慣れてくる2~3ヶ月目くらいには症状は落ち着いてくることが多いです。
もしどうしても耐えられないほどの吐き気の場合は医師に相談しましょう。
ピルの種類の変更や吐き気止めの処方などの対応も可能です。
低用量ピル服用後の吐き気は副作用?
・吐き気が長期間ある場合は、他の病気が原因のことも
低用量ピルの服用での吐き気の症状は比較的多い頻度で現れます。
つわりのような吐き気や嘔吐の症状が副作用で起こります。
ただし吐き気が長期間ある場合は、他の病気が原因のこともあるので、その場合は医師に相談しましょう。
低用量ピル服用後に吐き気が辛い時の3つの対処法
低用量ピルを服用し始めて体が慣れてくる2~3ヶ月目くらいには症状は落ち着いてくることが多いです。
3ヶ月を目安に様子をみます。その間吐き気が辛いときの対処法を3つご紹介します。
吐き気どめを併用する
低用量ピルは吐き気止めと一緒に飲むことができます。
医師に相談すると吐き気止めを処方してもらえます。市販の吐き気止めも使用できますが、医師に相談するとよいでしょう。
楽な姿勢をとりゆったりした服装にする
体が楽に感じる姿勢を取りましょう。前かがみにならないように仰向けになり、背中にクッションなどを入れて体が楽に感じる角度がとれる姿勢になるように調整します。もし座る方が楽な場合は座ります。横向きに寝るのもよいです。
嘔吐がある場合が誤嚥を防げるように仰向け以外の姿勢がよいでしょう。服装でも吐き気を軽減できることもあります。できるだけ体を締め付けないような負担の少ない服装にするとよいでしょう。圧迫する下着にも気をつけましょう。
病院を受診しピルの種類を変える
我慢できないような症状の重さや、症状が長引く場合は医師に相談しましょう。ピルの種類を変える方法もあります。
低用量ピル服用後に吐いてしまった場合の対処法
低用量ピルの服用後に吐いてしまった場合、適切な薬の効果が期待できなくなる可能性があります。
もし嘔吐が2時間以内であれば避妊効果は保たれていると考えられます。
しかし、服用後2時間以内の嘔吐があればすぐにもう一度薬を服用します。
低用量ピル服用後に吐き気が止まらない場合
嘔吐が長時間続く場合は追加で服用しても薬の成分を吸収できずに効果を得られない可能性も。
嘔吐が24時間以上続く場合は一旦服用を中止します。
今後の使用については低用量ピルを処方した医師に相談し、指導を仰ぎましょう。
まとめ
- 低用量ピルの服用後の吐き気は2~3ヶ月後には落ち着くことが多い
- 低用量ピルの服用で吐き気の副作用の症状は多い。ただし他の病気が原因のことも。
- 吐き気は「吐き気止め・楽な姿勢をとる・ピルの種類を変える」という対処法あり
- ピル服用後2時間以内の嘔吐があればすぐにもう一度ピルを飲む
- 嘔吐が24時間以上続く場合は使用を中止し医師に相談する
低用量ピルの服用で吐き気があると心配ですが、吐き気は副作用として多い症状です。3ヶ月は様子をみるようにしましょう。
ただし我慢ができないほどの重い症状の場合は一人で悩まずに医師に相談しましょう。吐き気止めと一緒に飲んだり、ピルの種類を変えたりという手段もあります。