
Oral Designは、歯を顔全体を構成するデザイン要素の一つとして捉える、国際的な審美歯科の哲学・研究グループです。
単に歯を白くしたり、形を均一に整えたりすることだけを目的としているわけではありません。
患者様の顔立ちや唇、歯ぐき、表情などとの調和を考え、一人ひとりに合った口元を追求します。
見た目の美しさに加えて、噛み合わせや発音などの機能性も大切にしています。
歯だけでなく顔全体との調和を考える
同じ色や形の歯でも、顔の輪郭や唇の形によって、口元の印象は大きく変わります。
そのため、歯だけでなく、笑ったときの見え方や歯ぐきのラインまで総合的に確認することが重要です。さらに、年齢や顔立ち、周囲の歯とのバランスを考慮し、違和感のないデザインを検討します。
こうした視点を取り入れ、その人が本来持つ魅力を生かした自然な笑顔を目指します。
オーラルデザインの歴史
Oral Designは、1982年に世界的なセラミストであるウィリー・ゲラー氏によって設立された、審美歯科の国際的な研究グループです。
当時の審美歯科では、歯を製作する技術や機能性が重視される傾向にありました。そこでウィリー・ゲラー氏は、歯科医療に芸術的な視点を取り入れ、歯の色や形だけでなく、顔立ちや唇、表情との調和まで考える「デザインされた笑顔」という考え方を提唱しました。
また、天然歯が持つ透明感や色の濃淡、光の反射、表面の細かな質感を再現するため、歯科医師とセラミストが連携する製作体制を重視しています。歯科医師が口腔内の状態や噛み合わせを診断し、セラミストがその情報をもとに、一人ひとりに適したセラミックの歯を製作するという考え方です。
こうした技術と哲学は世界へ広がり、現在では各国の歯科医師やセラミストによって共有されています。Oral Designは、単に歯を美しく整えるだけでなく、その人らしさを生かした自然な口元を追求してきました。

Willi Geller
審美歯科の世界的先駆者
Oral Design 創設者
- 1940年ドイツに生まれる
- 1973年自身の歯科技工所を開設
- 1973年頃歯科材料メーカー「VITA」のアドバイザーに就任
- 講師活動ドイツ・カールスルーエ歯科アカデミー講師として指導
- 国際活動世界各国で講演や技術研修を実施
- 1982年「Oral Design」を設立
- 1984年第2回国際セラミックシンポジウム(ロンドン)へ講師として招かれる
- 1985年「Willi’s Glass」を開発
- 1988年独自の虹彩効果を持つ陶材「Creation Selenium」を開発
ウィリー・ゲラー氏は、現代の審美歯科に大きな影響を与えた世界的なセラミストです。
単に白く整った歯ではなく、天然歯に見られる透明感や色の濃淡、細かな質感の再現を追求してきました。
歯科医療に芸術的な視点を取り入れ、顔や表情になじむ歯をつくることを重視しています。
その考え方は、現在もOral Designの中心的な哲学として受け継がれています。
オーラルデザインが大切にする5つの考え方
Oral Designでは、歯をきれいに見せることだけを治療の目的とは考えていません。
患者様自身の歯をできるだけ残しながら、顔になじむ自然な口元をつくることを重視しています。
1.天然歯をできるだけ残す
歯の表面を覆うエナメル質は、一度削ると自然に元の状態へ戻るものではありません。そのためOral Designでは、必要以上に歯を削らず、天然歯をできるだけ保存することを重視します。患者様の歯並びや歯の形、希望する仕上がりを確認したうえで、適切な治療方法を検討します。ただし、歯の状態によっては、必要な部分だけを調整する場合もあります。
2.自然な色と透明感を再現する
天然歯は一色ではなく、部分によって透明感や色の濃さ、光の反射の仕方が異なります。単に歯を均一に白くすると、周囲の歯や顔立ちから浮いて見えることがあります。Oral Designでは、天然歯が持つ細かな色の変化や表面の質感まで確認してデザインします。周囲の歯や顔になじむ、自然で美しい仕上がりを目指します。
3.一人ひとりに合わせて設計する
理想的な歯の形や大きさ、白さは、患者様によって異なります。顔立ちや年齢、唇の動き、笑ったときに見える歯の範囲などを細かく確認します。さらに、患者様が希望する仕上がりについてもカウンセリングで丁寧に共有します。これらの情報をもとに、一人ひとりに合ったオーダーメイドのデザインを作成します。
4.見た目だけでなく噛み合わせや機能も考える
歯は見た目を構成するだけでなく、食べ物を噛んだり、言葉を発音したりする役割があります。見た目だけを優先して歯の形を変えると、噛み合わせや使用感に影響する可能性があります。そのため、上下の歯の接触や顎の動き、発音のしやすさなども確認します。美しさと日常生活での使いやすさを両立させることが大切です。
5.治療後の将来まで考える
審美治療では、施術直後の仕上がりだけでなく、その状態を長く維持できるかも重要です。歯や歯ぐきへの負担、噛み合わせの変化、セラミックのメンテナンスなども考慮する必要があります。定期的な検診やクリーニングを行い、治療後の口腔内の状態を確認することが大切です。将来的な再治療の可能性まで考え、長期的な視点で治療方法を選択します。

自然に見える歯をつくるために確認するポイント
自然に見える歯をつくるためには、白さだけでなく、さまざまな要素を確認する必要があります。
歯の大きさや形、歯並び、歯ぐきのラインによって、口元の印象は大きく変わります。
歯の色と透明感
天然歯は一色ではなく、歯の根元から先端にかけて色や透明感が少しずつ異なります。白さだけを強くすると、周囲の歯や顔立ちから浮いて見える場合があります。自然に見せるためには、色の濃淡や透明感、光の反射まで考えて調整することが大切です。隣の歯や肌の色とのバランスも確認しながら、希望する白さを決めます。
歯の大きさと縦横のバランス
歯の印象は、大きさだけでなく、縦と横の比率によっても変わります。歯が大きすぎると口元だけが目立ち、小さすぎると隙間が目立つことがあります。前歯だけを見るのではなく、隣り合う歯との大きさのバランスも確認します。顔の輪郭や唇の大きさに合わせて、自然に見える比率を検討することが大切です。
歯並びとスマイルライン
スマイルラインとは、笑ったときに見える上の前歯の先端を結んだラインのことです。このラインと下唇のカーブが調和すると、口元が自然で整った印象に見えやすくなります。歯の高さや傾き、左右のバランスなども確認しながらデザインします。ただし、大きく歯を動かす必要がある場合は、歯列矯正が適していることもあります。
唇や歯ぐきとのバランス
歯がきれいに整っていても、唇や歯ぐきとのバランスが合っていないと、不自然に見えることがあります。笑ったときに見える歯の範囲や、歯と歯ぐきの境目の高さなどを確認します。歯ぐきが大きく見える場合や、左右の高さが異なる場合は、別の治療が必要になることもあります。歯だけでなく、口元全体を見ながら治療計画を立てることが重要です。
年齢や顔立ちに合ったデザイン
自然に見える歯の形は、患者様の年齢や顔立ち、希望する印象によって異なります。例えば、丸みのある歯はやわらかい印象、直線的な歯はシャープな印象につながります。若々しく見せたいのか、落ち着いた自然な印象にしたいのかによってもデザインは変わります。流行だけで決めず、長期的に顔になじむ形を選ぶことが大切です。
自然な口元を目指す審美治療の選び方

理想の白さや形を事前に共有する
「白くしたい」「歯並びを整えたい」という希望だけでは、完成形の認識にずれが生じることがあります。希望する白さや歯の形、口元の印象などを具体的に伝えることが大切です。参考にしたい写真がある場合は、カウンセリング時に見せる方法もあります。できることと難しいことを確認し、仕上がりのイメージを共有してから治療を始めましょう。
症例写真だけでなく治療方針も確認する
症例写真は仕上がりを確認する参考になりますが、写真だけで治療を決めるのは避けましょう。患者様によって、もともとの歯並びや歯の色、噛み合わせなどの条件は異なります。歯をどの程度削る可能性があるのか、なぜその治療が適しているのかも確認することが大切です。メリットだけでなく、リスクや治療の限界についても説明を受けましょう。
歯科医師と歯科技工士の連携体制を確認する
セラミックの仕上がりには、歯科医師の診断だけでなく、歯科技工士の技術も関係します。口腔内の写真やデータが正確に共有されているか、希望する色や形を相談できるか確認しましょう。院内に歯科技工所がある場合や、担当技工士と連携できる体制が整っている場合もあります。どのような工程でセラミックが製作されるのか、事前に確認することが大切です。
治療後の保証やメンテナンスも比較する
セラミックを長く使用するためには、治療後の定期的な検診とメンテナンスが重要です。保証の期間や対象となる条件は、歯科医院によって異なります。欠けたり外れたりした場合の対応や、保証を受けるための条件も確認しておきましょう。治療費だけでなく、長期的なサポート体制まで含めて比較することが大切です。
日本国内で唯一の提携院「WITH DENTAL CLINIC」
Oral Designが大切にする天然歯の保存や、顔全体との調和を考えた審美治療を取り入れています
単に歯を白くそろえるのではなく、患者様の顔立ちや希望に合わせたデザインを重視しています。
海外で培われてきた考え方を、日本国内の審美治療に生かしています。
住所:
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-1-17 EQUINIA新宿6F
電話番号:
03-6273-9053
診療時間:
10:00~19:00
住所:
〒104-0061 東京都中央区銀座1-6-16 銀座1616ビル9F
電話番号:
03-3528-6515
診療時間:
10:00~19:00


(左:新宿院、右:銀座院)
オーラルデザインの考え方を取り入れたナノベニア
ナノベニアは、歯の表面に薄いセラミックを装着し、色や形、大きさなどを整える審美治療です。
天然歯をできるだけ保存しながら、顔立ちや周囲の歯になじむ仕上がりを目指します。
歯の白さだけでなく、透明感やスマイルラインなども細かく設計します。
歯の状態によって、削らずに対応できる場合と、必要な部分を調整する場合があります。
歯を一切削らないラミネートべニア「ナノべニア」
なぜ「削らない」を実現できるのか
本来、「削らないベニア」といっても、歯をわずかに削ることがほとんどです。その理由は、現在の歯の色と希望する色に差がある場合、薄いベニアでは元の歯の色が透けて見えてしまうためです。
元の歯の色を透けにくくするには、どうしても厚みのあるベニアが必要になります。しかし、厚みのあるベニアをそのまま装着すると歯が大きく見えてしまうため、自然な形に整えるために歯の表面を削る必要が生じます。
ナノべニア×院内技工
当院では、専門の指導を受けた一流の歯科技工士が診療室に同席し、患者様の横で元の歯の色が移った箇所や、ご希望の質感などを顕微鏡レベルの調整をその場で実施・修正いたします。
そのため、ベニアを厚くする必要がなくなり、0.1mmほどの超極薄ベニアで施術が可能になるため、本来必要であった「歯を削る」というプロセスを完全に排除できるのです。
薄さを変えずに色・透明感の調整ができるのは、美容大国の韓国で、多くの人たちの理想の歯の形を作ってきた
世界最高峰の歯科技工グループ「オーラルデザインソウル」の支援を受けた当院独自のノウハウです。

「ナノべニア」の詳細はこちらをご覧ください
詳細ページはこちらまとめ
Oral Designは、歯だけでなく、顔立ちや唇、歯ぐき、表情との調和まで考える審美歯科の哲学です。
自然な口元をつくるためには、天然歯の保存と、一人ひとりに合わせたデザインが重要になります。
WITH DENTAL CLINICでは、その考え方をナノベニアをはじめとする審美治療に取り入れています。
自分に合った治療方法を選ぶためにも、まずは診察とカウンセリングで歯の状態を確認しましょう。

















