ルシネート(Lucinate)とは?歯を削らないラミネートベニアのメリット・デメリットを解説

削らないベニア ラミネートべニア

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ルシネートとは?歯を削らないラミネートベニアのメリット・デメリットを解説

歯の形や色を整えたいけれど、健康な歯を削る治療には抵抗がある、と感じている方は少なくありません。
この記事では、歯をほとんど削らずに審美性を高められる「ルシネート」について、その特徴からメリット・デメリット、費用までを解説します。
本記事を読めば、ルシネートがご自身の悩みを解決する選択肢となりうるか、具体的に判断できるようになります。

ルシネートの基本|歯を削らない審美歯科治療の概要

ルシネートとは、韓国のルシード歯科が提供する審美歯科治療で、ラミネートベニアの一種です。
ラミネートベニアは、歯の表面を薄く削り、セラミック製のチップを貼り付けて見た目を改善する治療法です。
対してルシネートは、原則として歯を削らない「無削除」、あるいはごくわずかな切削にとどめる「最小削除」を特徴としています。

極薄のセラミックチップを用いることで、歯へのダメージを最小限に抑えながら、歯の色や形、すき間、軽度の歯並びといった悩みを改善します。
従来の治療法に比べ、痛みや知覚過敏のリスクが低い点も大きな特長です。
この治療法と従来法との間には、施術における根本的なアプローチに違いがあります。

従来のラミネートベニアとの決定的な違い

従来のラミネートベニアとルシネートには、主に以下の3つの大きな違いがあります。

・歯を削る量:従来の治療では歯の表面を0.5mmから0.7mm程度削るのが一般的ですが、ルシネートは全く削らない「無削除」または0.1mmから0.2mm程度の「最小削除」で施術が可能です。
・痛みと麻酔の有無:従来法は歯を削るため麻酔が必要な場合が多いですが、ルシネートは神経への刺激がほとんどないため、基本的に麻酔なしで治療を受けられます。
・健康な歯の温存:ルシネートはエナメル質を最大限に残せるため、治療後の知覚過敏のリスクを抑え、歯の寿命を縮めにくいという特徴があります。

このように、美しさを追求しながらも、自身の歯をどれだけ守れるかという点に根本的なアプローチの違いがあります。

より高い審美性を追求する「ルシネートS」とは

ルシネートSは、標準のルシネートよりもさらに高い審美性を追求した上位プランです。
天然の歯が持つ複雑な色調や透明感、表面の微細な質感を忠実に再現することに特化しています。
このプランでは、特に経験豊富で高度な技術を持つ歯科技工士が、患者一人ひとりの歯に合わせてオーダーメイドでチップを製作します。

周囲の歯と完全に調和する、より自然で美しい仕上がりを求める方に適した選択肢です。
基本的な施術法は通常のルシネートと同様で、歯を削る量を最小限に抑えるという原則は変わりません。

ルシネートで歯を治療する4つのメリット

ルシネートは、歯をできるだけ削らないというコンセプトに基づいているため、患者にとって多くの利点があります。
身体的な負担が少ないだけでなく、審美的な満足度や治療期間の短縮といった面でもメリットを享受できます。
ただし、メリットだけでなくデメリットも存在するため、両方を理解した上で治療を検討することが重要です。

歯をほとんど削らないため痛みやダメージを最小限にできる

最大のメリットは、歯のエナメル質をほぼ削らずに治療できる点です。
歯は一度削ると再生しないため、切削量を最小限に抑えることは、歯の寿命を延ばす上で非常に重要です。

歯を削らない、あるいはごく少量しか削らないため、歯の神経に与える刺激が少なく、治療中の痛みを感じることがほとんどありません。
そのため、麻酔注射を必要としない場合が多く、歯科治療に恐怖心がある方でも安心して受けやすい施術と言えます。

天然歯に近い自然な白さと透明感を実現する

ルシネートに使用されるセラミックは、天然の歯が持つ光の透過性や質感を忠実に再現できる高品質な素材です。
患者一人ひとりの肌の色や他の歯の色調に合わせて、細かく色を調整できるため、いかにも治療したような不自然な白さにはなりません。
熟練の歯科技工士が製作することで、周囲の歯と見分けがつかないほどの透明感と自然なグラデーションを持つ仕上がりとなり、審美的な満足度が高いです。

短期間の治療で理想の歯並びと色を手に入れられる

ワイヤーやマウスピースを使用する歯列矯正は、完了までに数ヶ月から数年単位の期間が必要です。
一方、ルシネートはカウンセリングから装着までが非常にスピーディーで、最短1日で治療が完了することもあります。

通常でも数回の通院で済むため、結婚式などの大切なイベントを控えている方や、多忙で長期の通院が難しい方でも、短期間で歯の色や形、軽度の歯並びといったコンプレックスを解消することが可能です。

歯の神経への負担が少なく知覚過敏のリスクが低い

従来のラミネートベニアやクラウン治療では、歯をある程度削るため、象牙質が露出し、治療後に冷たいものや熱いものがしみる「知覚過敏」の症状が出ることがありました。
ルシネートは歯の切削をほとんど行わないため、歯の神経(歯髄)への刺激が極めて少ないのが特徴です。
これにより、知覚過敏が起こるリスクを大幅に低減でき、治療後の不快な症状に悩まされる可能性が低くなります。

ルシネートと他の審美治療との比較

ルシネートは、従来のラミネートベニアや他の審美治療と比較して、歯の健康維持と審美性の両立に特化しています。一般的なベニアは歯の表面を大幅に削る必要がありますが、ルシネートは独自の技術により、エナメル質をほぼ残したまま施術できる点が最大の強みです。

この手法は、歯を大きく削って被せるセラミッククラウンとも根本的に異なります。クラウンは強度がある一方で健康な歯質を多く失いますが、ルシネートは最小限の侵襲で済むため、将来的な歯の寿命を縮めるリスクを抑えられます。

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また、薬剤で色を抜くホワイトニングでは改善が難しい、生まれつきの歯の形やすき間、重度の変色にも対応可能です。自分の歯を大切に守りながら、短期間で理想の口元を実現したい方にとって、非常にバランスの取れた選択肢となります。

日本でルシネートと似たような施術が受けられるクリニック「With Dental Clinic」

「ルシネート」は韓国のルシード歯科の登録商標ですが、歯を削らない、あるいは最小限の切削で行う同様のラミネートベニア治療は、日本国内の一部の歯科医院でも受けることが可能です。
これらの治療法はクリニックによって名称が異なりますが、極薄のセラミックを用いるという基本コンセプトは共通しています。
こうした治療を受ける前には、メリットだけでなく潜在的なデメリットも把握しておく必要があります。

薄いラミネートベニア(シンベニア)の種類は?

歯を削らずに行うラミネートベニアは、日本国内では「シンベニア(ThinVeneer)」や「スーパーエナメル」、「ティースベニア」といった名称で呼ばれることがあります。
これらは特定の商品名というより、極薄のセラミックシェルを用いて歯をほとんど削らずに審美性を改善する治療法の総称として使われることが多いです。

使用するセラミックの素材や製作方法、接着技術はクリニックによって異なりますが、いずれも健康な歯質を最大限に残すことを目的としています。

ジルコニアとe.max(二ケイ酸リチウム)で作るベニアの違い

ラミネートベニアに使用される代表的な素材には、e.max(二ケイ酸リチウム)とジルコニアがあり、それぞれ審美性と強度に大きな違いがあります。

ラミネートベニアの素材比較
ジルコニア
ジルコニアの症例画像
【圧倒的な強度】 人工ダイヤモンドと称される強度を誇り、非常に割れにくいため、奥歯や食いしばり・歯ぎしり癖がある方でも安心です。
e.max(二ケイ酸リチウム)
e.maxの症例画像
【極めて高い審美性】 天然歯に近い透明感と精緻な色調再現性を備え、境界線が目立たない自然な仕上がりになるため、前歯の治療に最適です。
特徴 e.max(二ケイ酸リチウム) ジルコニア
透明感 非常に高く、天然歯に近い 低めで、マットな質感になりやすい
強度 適度な強度(前歯に最適) 非常に高く、割れにくい
接着力 非常に強力で外れにくい e.maxに比べるとやや劣る

ルシネートと似たような施術を受けられる医院

日本国内でルシネートと同様に、歯を削らない高品質な施術を希望される方には、東京都内の新宿・銀座にあるWITH DENTAL CLINICの「ナノベニア」が適しています。
ナノベニアは、歯の表面を削らずに極薄のシェルを貼り付ける技法で、健康な歯質を維持しながら理想の白さと形を実現する治療法。

RECOMMEND MENU

ナノベニア -nanoveneer-

薄さ0.01mm〜の極薄セラミック。歯をほとんど削ることなく、理想の白さと美しい形を実現する最新の審美治療です。

ナノベニア | nanoveneer

大切な天然歯を守りながら、理想の美しさを手に入れる
ピンセットで保持された極薄のゼロベニアセラミックシェルと歯科医院の内観

ナノベニアとは、コンタクトレンズよりも薄い極薄のセラミックシェルを歯の表面に直接圧着し、歯の色や形、わずかな歯並びを美しく整える最先端の施術です。従来のラミネートベニアのように歯の表面を大きく削る必要がほとんどないため、「健康な歯を傷つけたくない」「麻酔や痛みを伴う治療を避けたい」という方に最適な審美歯科治療です。最短2回の通院で完了します。

この治療で使用される素材は、ナノべニアやゼロネイトと同じ天然歯に近い透明感と高い強度を兼ね備えた「e.max(二ケイ酸リチウム)」を採用しています。

さらに、ナノベニアの製作を担うのは、世界屈指の技工ネットワークを持つ「オーラルデザイン(Oral Design)」に所属する熟練の技工士です。オーラルデザイン社は、審美歯科の権威であるウィリー・ゲラー氏によって創設され、世界各地の一流の職人のみが加盟を許されるグローバルな組織です。

この世界基準の技術を背景に、一人ひとりの歯の色調や形態に合わせた精密な技工物が作製されます。
ジルコニア素材では避けられなかった「不自然な白浮き」を抑え、光を透過する本物の歯のような質感を再現できるのが大きな強みです。

WITH DENTAL CLINICが選ばれる理由

POINT 01

ナノベニア(極薄セラミック治療)

当院では、0.01mmという極限の薄さと最高度の透明感を両立した「ナノベニア」を提供しています。従来の審美治療とは異なり、天然歯をほとんど削ることなく表面に密着させることができるため、大切な歯の寿命を縮める心配がありません。生まれつきの歯のような自然な白さと、理想的な美しい形をノーダメージで実現します。

POINT 03

レッドダイヤモンド認定

当院は、マウスピース矯正「インビザライン」において最高ランクである「レッドダイヤモンド認定医院」です。ナノベニアによる審美治療だけでなく、高度な矯正治療も同時に対応が可能。歯並びの根本的な改善から、セラミックによる仕上げまで、総合的なアプローチでお口元全体の美しさをトータルプロデュースいたします。

POINT 04

完全個室完備

患者様のプライバシーを最優先に考え、洗練された完全個室のカウンセリングルーム・診療室を完備しています。周囲の視線や声を気にすることなく、お口のお悩みをリラックスしてご相談いただけます。確かな実績と豊富な経験を持つ専門医師が、丁寧な診断とシミュレーションを行い、一人ひとりに最適な治療プランをご提案します。

渡韓に伴う移動時間や滞在費、万が一の破損時のアフターケアを考慮すると、国内で最高峰の審美治療を受けられるメリットは計り知れません。ゼロネイトを検討中の方も、まずは日本で同等以上の精密な治療が可能なナノベニアの公式サイトを確認し、詳細な症例をチェックすることをおすすめします。

「ナノべニア」の詳細はこちらをご覧ください

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WITH DENTAL CLINIC『ナノべニア』の症例

CASE 01

ホワイトニングでは改善が難しかった重度の変色をラミネートベニアで改善した症例

ホワイトニングでは改善が難しかった、重度の変色・黄ばみが気になっていた患者様。
ラミネートベニアで自然な透明感のある白さに整え、明るく美しい口元に仕上げました。

Before
治療前の笑顔写真
After
治療後の笑顔写真
治療内容:ラミネートベニア(10本)
治療期間:2〜3週間(通院2回)
リスク・副作用:一時的な知覚過敏、歯肉の炎症など
費用:¥1,100,000〜(税込)
CASE 02

矮小歯・すきっ歯をラミネートベニアで改善した症例

生まれつき歯が小さい「矮小歯」と、前歯のすき間が気になっていた患者様。
ラミネートベニアで歯の大きさと形を整え、すき間を自然にカバーすることで、 バランスの取れた美しい口元に仕上げました。

Before
治療前
After
治療後

治療内容:ラミネートベニア(8本)

治療期間:2〜3週間(通院2回)

リスク・副作用:一時的な知覚過敏、歯肉の炎症など

費用:¥960,000〜(税込)

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施術を受ける前に知っておきたいルシネートのデメリット

ルシネートには多くのメリットがある一方で、全ての人にとって最適な治療法とは限りません。
治療後に後悔しないためには、いくつかのデメリットやリスクについても事前に理解しておくことが不可欠です。
これらの点を踏まえた上で、自分にとってルシネートが本当に適しているのかを見極めることが大切です。

健康な歯には適用できない場合がある

ルシネートは、あくまで健康な歯の表面にチップを貼り付ける治療法です。
そのため、重度の虫歯や歯周病がある場合は、まずそちらの治療を完了させる必要があります。
また、噛み合わせが極端に強い方や、夜間に歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、セラミックチップが破損するリスクが高いため、適用が難しいと判断されることがあります。

この場合は、ナイトガード(マウスピース)の使用が推奨されることもあります。

強い衝撃によって割れたり欠けたりする可能性がある

歯科治療に用いられるセラミックは、種類によって強度に差があり、衝撃に弱いとされるものもあれば、非常に強いものもあります。例えば、ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど硬く丈夫な素材であり、噛む力が強くかかる奥歯やブリッジにも使用されます。一方、オールセラミックは天然歯に近い透明感があり審美性に優れますが、ジルコニアに比べると強度が劣り、強い衝撃で割れる可能性があります。

日常生活においては問題ない場合が多いですが、硬い木の実や氷を前歯で噛み砕いたり、スポーツで顔面を強打したりすると、種類によっては割れたり欠けたりする可能性があります。 一度破損すると修理は難しく、再製作が必要になる場合がほとんどです。

そのため、治療後は歯の使い方に注意が求められます。

経年劣化による変色や着色のリスクを伴う

セラミックという素材自体は、水分や色素の吸収がほとんどないため、変色することはほぼありません。
しかし、チップを歯に接着しているセメントが、時間の経過とともにわずかに変色することがあります。
また、チップと天然歯の境目に、コーヒーやお茶などの色素が沈着し、筋のように見えるようになる可能性も否定できません。

これらのリスクを最小限に抑えるには、日々の丁寧なセルフケアと定期的なプロのクリーニングが重要になります。

ルシネートはこんなお悩みの方におすすめ!適応となる歯の状態

ルシネートのメリットとデメリットを理解した上で、具体的にどのような歯の悩みを解決するのに適しているのかを見ていきましょう。
この治療法は、特に歯を削ることに抵抗があり、短期間で見た目を改善したいと考える方に多くのメリットを提供します。
ご自身の悩みが以下のケースに当てはまるか確認することで、治療を検討する際の参考になります。

歯の黄ばみや変色が気になる(テトラサイクリン歯など)

遺伝や薬剤(テトラサイクリン系抗生物質)による歯の変色、および神経を失った歯の変色に対しては、通常のオフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは効果が得られにくい場合があります。このような変色に対して、ルシード歯科の「ルシネート」は、歯の表面を削る量を最小限に抑えるか、あるいは削らずに、理想の白さを持つセラミックチップで覆うことで、歯の根本的な色に関わらず、理想的な白い歯を目指せる方法としています。

特にテトラサイクリン歯の場合、軽度であればホワイトニングで改善することもありますが、中程度から重度の場合はラミネートベニアやセラミッククラウンなどの治療が検討されます。ラミネートベニアは歯の表面を薄く削り、セラミックを貼り付ける方法で、歯を削る量を抑えつつ白くすることが可能です。 また、「削らないジルコニアのラミネートベニア」という、歯をほとんど削らずに治療できる方法もあります。

神経が死んで黒ずんでしまった歯の色を改善する治療法としては、「ウォーキングブリーチ」が挙げられます。これは歯の裏側に小さな穴を開け、内部に薬剤を入れて漂白する方法で、歯をほとんど削らずに治療できるというメリットがあります。 セラミッククラウンも選択肢の一つですが、歯を全体的に覆うため、健康な歯を削る必要があります。

前歯の隙間(すきっ歯)を自然な見た目で埋めたい

前歯の中央に隙間がある「正中離開」や、歯と歯の間にわずかな隙間がある「すきっ歯」は、コンプレックスの原因になりやすい状態です。
ルシネートでは、実際の歯よりも少し幅の広いチップをデザインして貼り付けることで、この隙間を自然な形で閉じることが可能です。

歯列矯正のように長い時間をかけずに、短期間で見た目の印象を大きく改善できます。

歯の形が不揃いなのを美しく整えたい(矮小歯など)

生まれつき歯が小さい「矮小歯」や、先端が欠けてしまった歯、形が不揃いでバランスが悪い歯など、歯の形態に関する悩みもルシネートの得意分野です。
歯の表面に理想的な形にデザインされたチップを装着することで、歯の大きさや形を整え、全体のバランスが取れた美しいスマイルラインを創り出すことができます。
一部の治療法では健康な歯質を大きく削る必要がない場合もあります。

軽度の歯並びの乱れを矯正治療なしで改善したい

歯がわずかにねじれていたり、少しだけ重なっていたりするような軽度の歯列不正であれば、ルシネートで対応できる場合があります。
チップの厚みや形を工夫することで、歯がまっすぐに並んでいるように見せることが可能です。
ただし、これはあくまで審美的な改善であり、歯の根の位置を動かす根本的な歯列矯正とは異なります。
そのため、噛み合わせに問題がある場合や、歯並びの乱れが大きい場合は適応外となります。

【全4ステップ】カウンセリングからルシネート装着完了までの流れ

実際にルシネート治療を受ける場合、どのようなプロセスで進められるのか、カウンセリングから治療完了までの具体的な流れを解説します。
韓国のクリニックで受ける場合でも基本的な手順は同じです。
全体の流れを把握しておくことで、安心して治療に臨むことができます。

ステップ1:カウンセリングと精密検査で治療計画を作成する

最初に、歯科医師によるカウンセリングを受けます。
ここでは、歯に関する悩みや、どのような口元になりたいかといった希望を詳しく伝えます。
その後、レントゲン撮影や口腔内写真撮影、3Dスキャナーによる歯型の採取といった精密検査を実施し、現在の口の中の状態を正確に診断します。

これらの情報をもとに、患者の希望と口腔内の状態を照らし合わせ、最適な治療計画を立案します。

確認事項:現在の歯の状態と理想の仕上がりイメージの共有

この最初の段階で、医師と患者の間で仕上がりのイメージを具体的に共有することが、治療の成功にとって最も重要です。
なりたい歯の色や形について、写真やシミュレーションを見ながら詳細にすり合わせを行います。

現在の歯の問題点や、治療の限界についても正直に説明を受け、納得した上で治療に進むことが後の満足度に繋がります。

ステップ2:歯の表面を整えて精密な型取りをおこなう

治療計画に同意したら、施術の準備に入ります。
歯を削らない「無削除」の場合は、歯の表面の汚れや歯石を徹底的に除去するクリーニングを行います。

歯並びなどに応じて「最小削除」が必要な場合は、この段階で歯の表面を0.1mm〜0.2mm程度、ごくわずかに研磨します。
その後、再度3Dスキャナーなどを用いて、ルシネートを製作するための精密な歯型を採取します。

補足情報:歯を削らない場合の準備工程とは

ルシネート治療では、天然歯を最大限に保存する方針で、必要に応じて歯を削る場合があります。最小限の歯の形成(0.1mm以下)で、セラミックチップがしっかりと接着するための準備を行います。この処置は、一般的に麻酔なしで行われ、患者の身体的負担を軽減することが期待されます。この手軽さが、ルシネートが選ばれる理由の一つです。

ステップ3:オーダーメイドで製作したチップを歯に装着する

採取した精密な歯型データをもとに、専門の歯科技工士がオーダーメイドでルシネートのチップを製作します。
完成したチップがクリニックに届いたら、いよいよ装着です。

歯の表面に専用の強力な接着剤を塗布し、一枚一枚、角度や位置を精密に調整しながら丁寧に貼り付けていきます。
この際、光を照射して接着剤を硬化させ、チップを歯に完全に固定します。

よくある失敗:仮付けの段階で色や形の確認を怠ってしまう

多くのクリニックでは、最終的な接着を行う前に、特殊なペーストを使ってチップを仮付けし、色や形、全体のバランスを確認する工程を設けています。
この段階で「もう少し白くしたい」「形の角を丸くしたい」といった要望があれば、遠慮なく医師に伝えることが重要です。

ここで妥協してしまうと、後から修正するのは困難です。
鏡を見ながら、あらゆる角度から納得がいくまでチェックしましょう。

ステップ4:噛み合わせを最終調整してメンテナンス方法を確認する

全てのチップを装着し終えたら、最後に噛み合わせのチェックを行います。
ルシネートを装着したことで、他の歯との当たりが強くなっていないか、話したり動かしたりした時に違和感がないかなどを細かく確認し、必要であれば調整します。
問題がなければ治療は完了です。

最後に、美しさを長持ちさせるための日常のケア方法や、定期検診の重要性について説明を受けます。

確認事項:アフターケアと定期検診の重要性について

治療後の美しい状態を維持するためには、アフターケアが不可欠です。
毎日の丁寧な歯磨きはもちろんのこと、歯科医院での定期的なメンテナンスを怠らないことが、ルシネートの寿命を延ばす鍵となります。
検診では、自分では気づきにくいチップの状態や噛み合わせの変化、虫歯や歯周病の有無などをチェックしてもらえます。

ルシネートの美しさを長持ちさせるためのアフターケアと注意点

ルシネート治療が完了した後も、その美しさと機能を長期間維持するためには、日々の適切なアフターケアが欠かせません。
セラミックは丈夫な素材ですが、扱い方によっては破損のリスクもあります。
食事やセルフケアに関する注意点を守ることが、ルシネートの寿命を大きく左右します。

治療後の食事で避けるべき硬い食べ物や色の濃い飲食物

ルシネート装着後の美しい状態を維持するために、日常生活では以下の点に注意してください。

・氷、飴、乾燥したイカ、骨付き肉などの非常に硬い食べ物を前歯で直接噛まない
・治療直後は接着剤が安定していないため、カレーや赤ワイン、コーヒーなどの色の濃い飲食物を控える
・日常的に着色しやすいものを摂取した際は、早めに口をゆすぐか歯を磨く
・陶器のような性質を持つため、硬いものを無理に噛み切ろうとする衝撃を避ける

食事の際の少しの配慮が、チップの破折や脱離を防ぎます。また、セラミック自体は変色しにくい素材ですが、境目の着色を防ぐことで、より長く理想の白さを保てます。

日常のセルフケアと歯科医院での定期メンテナンスの重要性

日々のセルフケアとしては、通常の歯と同様に丁寧なブラッシングが基本です。
特に、ルシネートと歯茎の境目は汚れが溜まりやすいため、意識して磨く必要があります。
歯間ブラシやデンタルフロスを併用し、歯と歯の間の清掃も徹底しましょう。

それに加えて、3ヶ月から半年に一度は歯科医院で定期メンテナンスを受けることが重要です。
プロによるクリーニングでセルフケアでは落としきれない汚れを除去し、噛み合わせのチェックやチップの状態確認をしてもらうことで、問題を早期に発見し、ルシネートを長持ちさせられます。

ルシネートの平均的な費用相場と寿命の目安

審美歯科治療を検討する上で、費用と耐久性は最も気になるポイントの一つです。
ルシネートは自由診療のため、クリニックによって価格設定は異なりますが、ここでは韓国のルシード歯科における一般的な目安を解説します。
適切なメンテナンスを行えば、長期間にわたってその美しさを保つことが可能です。

治療にかかる費用の内訳と支払い方法

韓国のルシード歯科でルシネートを受ける際の費用目安は、1歯あたり約80万ウォンです。日本円では為替相場によりますが、1本あたり約9万円前後が相場となります。治療費用の主な内訳は、カウンセリング料、パノラマレントゲンや3Dスキャニングなどの精密検査代、そしてセラミックチップの製作・装着費用です。治療する歯の本数によって総額が変動するため、事前の見積もり確認が欠かせません。

項目 費用の目安(1歯あたり)
ルシネート 約80万ウォン(約9万円〜)
ルシネートS 約100万ウォン(約11万円〜)

支払い方法は、現金のほか各種クレジットカードが利用可能です。また、韓国での治療は租税特例制限法に基づき、空港などで税金の還付を受けられるタックスリファンドの対象となる場合があるため、会計時に必要な書類を確認しておくのが賢明です。

メンテナンス次第で変わるルシネートの持続期間

一般的なラミネートベニアの平均的な寿命は、10年から20年程度と言われています。
ルシネートも同様に、適切なケアを行えば長期間にわたって使用することが可能です。
寿命を左右する最大の要因は、日々のセルフケアと定期的なプロフェッショナルメンテナンスです。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時にナイトガードを装着することで、チップにかかる過度な負担を軽減し、破損のリスクを大幅に減らすことができます。

ルシネート治療に関するよくある質問

ルシネート治療を検討するにあたり、多くの方が抱く疑問についてQ&A形式で解説します。
特に、歯を削る量や痛み、他の治療法との違いに関する質問は、治療への不安を解消する上で重要です。

Q. ルシネートは本当に歯を全く削らないのですか?

必ずしも全ての場合で全く削らないわけではありません。
ルシネートは原則として歯を削らない「無削除」治療を基本としますが、元の歯並びや形によっては、より美しい仕上がりや適合性を得るために、表面を0.1〜0.2mm程度ごくわずかに整える場合があります。
事前のカウンセリングで、ご自身のケースで切削が必要かどうかを確認することが重要です。

Q. 治療中に痛みを感じることはありますか?

治療法によっては、歯を削る量を抑えたり、削らない処置を行うことで、歯の神経への刺激を少なくし、麻酔の使用を控えられる場合があります。これにより、注射の痛みや治療中の不快感の軽減が期待できます。

ただし、痛みの感じ方には個人差があります。不安な点があれば、事前に医師にご相談ください。

Q. ルシネートとホワイトニングやセラミック治療との違いは何ですか?

歯の色だけでなく形も短期間で変えられる点が大きな違いです。
ホワイトニングは自身の歯を薬剤で白くする治療で、形や歯並びは変えられません。
一方、セラミッククラウンは歯を全体的に大きく削って被せ物をする治療法です。

ルシネートは、歯をほとんど削らずに表面に薄いセラミックを貼り付けることで、歯の色と形の両方を同時に改善できる点に特徴があります。

まとめ

ルシネートは、韓国のルシード歯科が提供する、歯を削る量を最小限に抑えた審美歯科治療です。
歯へのダメージや痛みが少なく、短期間で歯の色や形、軽度の歯並びを改善できるメリットがあります。
ホワイトニングでは効果が出にくい歯の変色やすきっ歯に悩む方にとって、有効な選択肢となり得ます。

一方で、適用できない歯の状態があったり、強い衝撃で破損するリスクがあったりといったデメリットも存在します。
治療を検討する際は、これらの利点と欠点を十分に理解し、信頼できる歯科医師と相談の上で、ご自身の希望や口の状態に最適な方法を選択することが求められます。

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