「一般歯科と、審美歯科や矯正歯科は何が違うの?」と疑問に感じたことはありませんか?
一般歯科は、虫歯や歯周病などよくあるお口トラブルに対応しています。
今回は、一般歯科でどんな治療が行われるのか、かかる費用についても詳しくまとめました。
一般歯科の特徴について知りたい方は、ぜひご参考ください。
一般歯科とは
一般歯科とは、虫歯や歯周病治療、入れ歯治療など一般的な治療を行う診療科です。
虫歯や歯周病が重症化して手術の可能性が出た場合や、難しい親知らずの抜歯、インプラント治療などは一般歯科ではなく口腔外科の治療として分類されます。
一般歯科の特徴
一般歯科は、基本的に保険内の治療を取り扱っており、審美性の高い自費の治療やホワイトニングは審美歯科、歯並びを良くするのは矯正歯科というように、自費の治療は別の診療科に分類される場合がほとんどです。
一般歯科の事を「保険診療」と表現する方もいます。
専門的な医院では一般歯科が受けられないケースも
例えば矯正歯科専門医院であれば、矯正治療のために抜歯が必要になると、一般歯科のある別の歯科医院を紹介されます。
審美歯科専門医院も、保険の治療は受け付けていないというケースは珍しくありません。
専門的な医院はその科目に特化した場所であるため、信頼性は高いのですが、治療によっては別の医院と併用して進める場合があります。
一般歯科の費用について
一般歯科での治療は、基本的に保険が適用されます。歯科医院での差はありません。
自費の入れ歯やブリッジの制作は一般歯科でも受けられますが、かかる費用は歯科医院によって異なります。
気になる方は事前にご確認ください。
保険治療にかかる費用
虫歯治療の場合
- 虫歯がエナメル質にとどまっている場合は、3割負担で約1,500~3,000円(税込)
- 虫歯が象牙質まで進んでいる場合は、3割負担で約2,000~1万円(税込)
- 虫歯が神経まで進んでいる場合は、3割負担で約7,000~2万円(税込)
歯周病治療の場合
- 軽度の歯周病治療のトータルは、3割負担で約5,000~1万円(税込)
- 中度の歯周病治療のトータルは、3割負担で約1万~5万円(税込)
- 重度の歯周病治療のトータルは、3割負担で約3万~10万円(税込)
入れ歯治療の場合(片あごのみ)
- 部分入れ歯は、1割負担で約1,200~2,500円(税込)、3割負担で約3,600~7,500円(税込)
- 総入れ歯は、1割負担で約3,000円(税込)、3割負担で約9,000円(税込)
保険治療のメリット
保険治療のメリットは、何といっても安さです。
患者様にかかる負担は3割以内で、歯科医院で変わることがないため、想定外の出費を抑えられます。
「とにかく噛めるようになりたい」「余裕がないため安く抑えたい」という方は、保険治療をご選択ください。
保険治療のデメリット
保険治療は、あくまで歯の機能回復を目的とした必要最低限の治療が行われます。
使用できる素材や材料が決まっており、審美性に欠ける点がデメリットといえるでしょう。
金属のバネが付いていない入れ歯や、天然歯と見分けがつかない自然な白い被せ物など、審美性を重視したい方には、保険内では対応できませんので自費診療をおすすめしています。
一般歯科についてのまとめ
一般歯科は、特殊ではない一般的な治療を行う診療科です。
保険内でできる治療が多く、虫歯や歯周病、入れ歯治療などを行いますが、状態によっては口腔外科や矯正歯科など、特殊な科目を取り扱っている別の歯科医院を紹介される事も珍しくありません。
一般歯科の場合、かかる費用はそこまで高くはありませんが、保険内の治療にはデメリットもあるため、事前のカウンセリングでその点も教えてくれる歯科医院を選びましょう。
気になる医院があれば、どの診療科目が受けられるかを事前にチェックしておくことをおすすめします。
一般的な治療を検討されている方は、まずは歯科クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH DENTAL CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。