ほんとに大丈夫?気になる裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の後悔、失敗例は!?

矯正歯科 裏側矯正(舌側・リンガル矯正)

ほんとに大丈夫? 気になる裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の後悔、失敗例は

歯列矯正を検討中の方の中には、矯正装置が目立たない裏側矯正(舌側、リンガル矯正)をしてみたいと考えている方も多くいらっしゃると思います。

当クリニックにも裏側矯正(舌側、リンガル矯正)について「裏側矯正(舌側、リンガル矯正)はうまくいかないと聞いたことがある」「裏側矯正のメリットはわかるけどデメリットってあるのかな?」というお悩みやご相談が多く寄せられています。

この記事では、矯正治療の中でも裏側矯正(舌側、リンガル矯正)についての基礎知識や、裏側矯正を実際にした方が感じている後悔した点や治療中の悩み、失敗した事例などについてまとめてご紹介します。

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裏側矯正(舌側、リンガル矯正)とは?

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)とは?

ワイヤーとブラケットと呼ばれる矯正装置を、舌側(歯の裏側)に装着して歯列を整える矯正治療です。

一般的な表側のワイヤー、ブラケット矯正と比べると矯正装置が外から見えないため、歯列矯正治療中であることが周囲に気付かれにくいのが最大のメリットです。

上下ともに裏側に矯正装置を装着する「フルリンガル矯正」、上顎は裏側、下顎は表側に装置を装着する「ハーフリンガル矯正」という方法があります。

ハーフリンガル矯正の場合、下顎は表側矯正になりますが、下顎は矯正装置がついていてもそれほど目立たないことや、フルリンガル矯正よりも治療費が安くすむ場合があるので、どちらを選択しても治療効果に差がない場合は、ハーフリンガル矯正を選ばれる患者さまが多いのが特徴です。

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)は表側矯正よりも高度な治療技術が必要なため、全ての症例に適応できるわけではありませんが、なるべく患者様のご要望に沿えるように検討していきますのでまずはご相談ください。

そこでおすすめしたいのが、裏側矯正です。


裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の後悔、失敗例は?

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の後悔、失敗例は?

裏側矯正は食べにくい

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)は、やはり矯正装置が気になってしまい食べにくい、食事がしづらいというお悩みがよく聞かれます。

表側矯正でも食べにくさを感じる方は多くいらっしゃいますが、それとはまた別で、舌に矯正装置が当たってしまうので舌触りや飲み込み方にも違いが生じる場合があり、慣れるまでに時間がかかります。

矯正装置を付け始めて1~2週間ほどは痛みが強いため、咀嚼があまり必要のない柔らかい食べ物を選ぶとスムーズに食事が出来ます。

慣れてくると徐々に食べ物の硬さを硬いものに変更していけますが、食材を噛みちぎる時に矯正装置が外れてしまう場合があるので、一口大よりやや小さめに食材をカットしてから食べるようにするのがおすすめです。

痛みや違和感、食材の硬さや大きさ以外にも、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)では歯の裏側に矯正装置が付くので、上顎の裏の装置と下顎の歯が当たり、噛み合わせが悪くなってしまって食べられないという場合もあります。

その際は奥歯の高さを一時的に高くする処置をして噛み合わせの調整をおこない、違和感なく食べられるようにしていきます。

裏側に矯正装置を付けた後に食事が摂れない場合は、解決方法が様々なので、担当歯科医師に相談するようにしましょう。

裏側矯正は滑舌が悪くなる

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)を行うと滑舌に影響が出てしまう理由は、歯の裏側に装着した矯正装置が舌に引っ掛かるため、スムーズに発音できなくなるからです。

特に、サ行、ザ行、タ行、ダ行、ナ行、ラ行の音は、発音する時に舌を上顎の歯茎のあたりに当てて発音しているため、矯正装置が舌の動きを抑制してしまい滑舌が悪くなります。

早口で話そうとせず、ゆっくりとした話し方にすれば、聞き取り手からは滑舌が気にならない場合もあるようです。

いずれにしても矯正装置を装着してから1か月程で話し方にも慣れてきますので、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)を選択する場合は参考にしてみてください。

裏側矯正は歯磨きしにくい

ワイヤー、ブラケット矯正中は表側矯正でも裏側矯正(舌側、リンガル矯正)でも歯磨きはしにくくなりますが、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の方が磨いている部分がしっかりと目視で確認出来ないために、やはり難しくなります。

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)では磨き残しが多い場合、歯肉炎になってしまうケースが多く見受けられます。

問題としては、一度歯肉炎になってしまうとなかなか改善しないことと、毎回の矯正治療の調整がうまくいかない事が出てくることです。

歯肉炎になると歯肉が盛り上がってきてしまい、歯面が隠れてしまう部分が出てきてワイヤーの調整が出来なくなってしまったり、調整中に出血したり痛みが出てしまう場合もあります。

歯列矯正中は歯科医院でのクリーニングを定期的に受ける事をおすすめします。

また、普段のご自宅での歯磨きやケアも、歯ブラシを普通のタイプと1歯用の小さなポイントブラシを部位ごとに使い分ける、歯科医院で使用するような歯の裏面チェック用のミラーを使用して裏面を確認しながら丁寧なケアを心がけるようにしましょう。

裏側矯正は違和感、異物感が大きい

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)では表側矯正よりも装置を装着した後の違和感や異物感が大きいと言われています。

しかし実際には、2週間~1ヵ月ほどで慣れるという患者さまが多い印象です。

これには、ブラケットと呼ばれる矯正装置の厚みが改良されて薄くなってきていることや、口腔内に触れる部分が滑らかになるような加工が施されているからだと考えられます。

もちろん、個人差がある事なので心配な方は専門医に相談して検討することをおすすめします。

裏側矯正は費用が高い

歯の裏側は表側と違って表面の形状が複雑であり、また目視するのが難しい部分もあるのが特徴です。そのため、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)をおこなう場合は表側矯正よりも約1.5倍の費用がかかるのが相場です。

これには理由があり、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)で使用する矯正装置は形が複雑になり、患者様一人一人に合わせたオーダーメイド型になること、オーダーメイドの型を作成するのに時間や費用がかかること、矯正器具の装着や毎回の調整に矯正歯科医師の高度な技術が必要になることが挙げられます。

費用を抑えるために下顎は表側矯正にする、裏側に矯正装置を装着する部位を限定する方法なども、症例によっては可能なこともありますので、矯正歯科医師に相談してみましょう。

裏側矯正は治療期間がやや長くなる

元々の歯並びの状態にもよりますが、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の治療期間の目安は、前歯の軽微な調整であれば1~1年半ほど、重度の叢生や抜歯が必要な症例では3年ほどかかります。

表側の矯正治療やマウスピース矯正よりも期間はやや長くなりますので、ライフプランに合わせた計画をするのが大切です。

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表側矯正と裏側矯正で治療結果に差は出る?

表側矯正と裏側矯正で治療結果に差は出る?

結論からいうと表側矯正と裏側矯正の治療結果に差は出ません。治療中に矯正装置をどの程度目立たせなくないのかの選択になります。

しかし、裏側矯正は先ほども述べたように、表側矯正よりも高度な治療技術が必要なので、矯正医師や歯科医院選びは慎重に行いましょう。

カウンセリング中の説明に疑問に思うところがないか、経験した症例を見せてもらえるかなどを、複数の歯科医院を回ってチェックしてみるのがおすすめです。

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)のまとめ

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)のまとめ
  • 裏側矯正(舌側、リンガル矯正)とは、ワイヤーとブラケットと呼ばれる矯正装置を、舌側(歯の裏側)に装着して歯列を整える矯正治療。
  • 裏側矯正(舌側、リンガル矯正)のデメリットは、食事の食べにくさ、滑舌が悪くなる、歯磨きがしにくい、口腔内の違和感が大きい、費用が高い、治療期間が長くなるなどが挙げられる。
  • 食事の食べにくさ、滑舌が悪くなる、口腔内の違和感については装置装着後から2週間~1ヵ月ほどで慣れてくる場合が多い。
  • 矯正治療中の歯磨きは、歯ブラシの種類を複数使用したり、ミラーを用いて丁寧に行う必要がある。
  • 歯の裏側は表側と違って表面の形状が複雑であり、また目視するのが難しい部分もあるのが特徴です。そのため、裏側矯正(舌側、リンガル矯正)をおこなう場合は表側矯正よりも約1.5倍の費用がかかるのが相場。
  • 裏側矯正(舌側、リンガル矯正)の治療期間の目安は、前歯の軽微な調整であれば1~1年半ほど、重度の叢生や抜歯が必要な症例では3年ほどかかるため、ライフプランに合わせた検討が必要。
  • 表側矯正と裏側矯正の治療結果に差はないが、裏側矯正では高度な技術が必要となる場合が多いため、矯正医師や医院選びは慎重に行う必要がある。

裏側矯正(舌側、リンガル矯正)を検討されている方は、まずは歯科クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH DENTAL CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

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