インプラントで後悔……代表的な失敗例と対策を現役歯科院長が徹底解説!

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インプラントで後悔……代表的な失敗例と対策を現役歯科院長が徹底解説!

歯科治療で失敗を経験したことはありますか?

保険が適用される治療であればまだしも、自費診療となるとそのショックは大きいと思います。

特に費用が高額なインプラント治療では、失敗への不安が大きく、治療を躊躇してしまう方も少なくありません。

しかし、対策方法を事前に把握していれば、トラブルを回避することは可能です。

今回は、インプラント治療でおこりやすい失敗例を対策方法とあわせてまとめました。

インプラント治療をご検討中の方や現在トラブルを抱えている方も、ぜひ最後までご覧ください。

インプラントをして後悔していませんか?

インプラントをして後悔していませんか?

インプラント治療を受けて「こんなはずじゃなかった」と後悔する方は、実は少なくありません。

思わぬハプニングで想像よりも早くインプラントを撤去することになる方や、歯ぐきの腫れが治らない方、なかにはいつまでも口元の痺れが消えずに後悔している方もいます。

トラブルを回避するためには、「信頼できる歯科医院選び」と「適切なお手入れ」、そして「定期的なメインテナンス」が欠かせません。

よりくわしく知っていただくために、代表的な失敗例と対策をご紹介します。

インプラントの代表的な失敗例と対策

インプラントの代表的な失敗例と対策

治療におけるトラブルを回避したいと思っていても、対策方法を知らなければどうすることもできません。

あくまで失敗例の一部ですが、ご参考いただけると幸いです。

インプラントを埋入したが固定されない

インプラント治療には、インプラント体が顎骨と結合するのを待つ期間が存在します。

いくら待ってもインプラントの動揺がみられるときは、うまく結合していない可能性があり、最悪の場合撤去しなくてはなりません。

固定されない原因としては、主に以下の3つが考えられます。

【位置や深さが適切じゃない】

埋め込む位置や深さが適切じゃないと、顎骨とうまく結合することができません。

インプラント体が顎骨を貫通してしまい、それが原因で結合しないこともあります。

【ドリルがオーバーヒートした】

ドリルがオーバーヒートしてしまうことで顎骨に余計なダメージを与えてしまい、それが原因で結合しない場合があります。

【睡眠時の歯ぎしり】

睡眠時の歯ぎしりは、自分の体重の2倍~5倍の圧がかかります。

歯ぎしりによって強制的にインプラント体が動いてしまうため、顎骨とうまく結合しないことがあります。

固定されないトラブルを回避するには、術前のカウンセリングと精密検査による正確な診断が必要です。

インプラントは手術であるため、100パーセント成功するとは限りません。

しかし、術前のカウンセリングと精密検査による正確な診断を怠らなければ、100パーセントに近づけることは可能と考えます。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラントを埋めた部分が歯周病になった状態を指します。

悪化すると、インプラント体を撤去しなくてはいけません。

インプラント周囲炎になる原因としては、主に以下の2つが考えられます。

【不衛生な環境でのインプラント治療】

手術中に菌が入ると、インプラント周囲炎を引きおこしやすくなります。

インプラント治療を受ける際は、治療環境もしっかりチェックしましょう。

【歯磨きなどのメンテナンスが不十分】

手術になんの問題がなくても、術後のメンテナンスが不十分だとインプラント周囲炎を引きおこします。

インプラント周囲炎を回避するには、衛生管理が行き届いた環境での手術と、普段のお手入れ方法の改善や定期的なメンテナンスが欠かせません。

治療環境については、HPにくわしく記載している歯科医院もありますが、なかには環境には触れていないところもあります。

治療前のカウンセリング時に確認すると良いでしょう。

また、お手入れ方法については術後や定期健診時に伝えられることがほとんどです。

分からないことがあれば、お気軽にご相談ください。

歯ぐきの炎症が強い場合は、抗炎症薬や鎮痛薬などを使って症状を抑える対処が必要です。

腫れ、痛み、しびれがある

術後の症状に「腫れ」や「痛み」、「しびれ」などがおこることがあります。

一時的なものがほとんどですが、なかには永続的に症状がみられるケースもあるため油断は禁物です。

考えられる原因として、以下の2つが挙げられます。

【生体反応】

手術による生体反応として腫れや痛み、アザが現れることがあります。

一時的なケースが多く、長くても2週間前後には落ち着きます。

【下歯槽神経の損傷】

下顎には、大きめの神経が通っており、圧迫や傷をつけてしまうと顔面麻痺のリスクが生じます。

症状が軽い場合は、神経を修復する薬(ATP製剤、ビタミンB12)を服用することで改善が期待できます。

しかし、傷が深い場合は、麻痺が永続的に残る可能性もあるため注意が必要です。

下歯槽神経の損傷を回避するには、事前の精密検査による正確な診断が必要です。

神経の太さや位置には個人差があり、十分な顎骨の厚みの有無も大切な判断材料になります。

厚みが足りなければ、追加で骨を増やすための手術が必要になるでしょう。

それだけ患者様の負担は大きくなりますが、「たぶん大丈夫」という曖昧な判断では危険を回避することはできません。

インプラントが壊れる

生活環境によってはインプラントが壊れることがあります。

上部構造が破損した場合は作り直しがききますが、インプラント体が壊れた場合は再利用ができません。

考えられる原因として、以下の3つが挙げられます。

【インプラント体が丈夫じゃない】

インプラント体の形状にはいくつか種類があり、なかには顎骨との結合力を高めるために、あえて空洞を作っているものも存在します。

ほかの形状にくらべて耐久性に劣るだけでなく、空洞を顎骨で満たす高い技術が必要なため、現在はあまり使われておりません。

【噛む力に耐えられない】

硬すぎるものを噛んだり、歯ぎしりが酷いことが原因で、インプラントの上部構造が欠けることがあります。

【アバットメントが緩んでいる】

上部構造とインプラント体をつなぐアバットメントが緩んでいると、突然上部構造がはずれてしまうことがあります。

インプラントの破損を回避するには、定期的なメインテナンスが欠かせません。

小さなトラブルの段階で早めに対処することで、大きなトラブルを防ぐことができます。

インプラント治療で失敗しないために

インプラント治療で失敗しないために

インプラント治療で失敗しないために必要なことは、「信頼できる歯科医院選び」と「適切なお手入れ」、そして「定期的なメインテナンス」です。

この3つを徹底することができれば、インプラント治療で後悔することは基本的にはないといえます。

しかし言い換えると、1つでも欠けてしまうとトラブルのリスクは避けられないということです。

それほどインプラントは繊細な治療であり、安易な気持ちでは長く使い続けることができません。

失敗して後悔しないためにも、歯科医院選びとお手入れ、メンテナンスに力をいれることをおすすめします。

インプラントの後悔、失敗例についてのまとめ

インプラントの後悔・失敗例についてのまとめ

インプラント治療で後悔する方は、残念ながら少なからず存在します。

トラブルを回避するには、信頼できる歯科医院選びと適切なお手入れ、そして定期的なメインテナンスが欠かせません。

特に歯科医院選びは重要で、施術者の技量によってもインプラントの持ちは変わります。

100パーセントの保証がない手術だからこそ、しっかりと実績があり、事前のカウンセリングが丁寧で、精密検査による的確な診断ができる歯科医院を選ぶことが大切です。

お手入れについては、分かりやすくご説明しますので、お気軽にご相談ください。

定期的なメインテナンスとあわせて、インプラントをできるだけ長く使える環境を維持していきましょう。

インプラントを検討されている方は、まずは歯科クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH DENTAL CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

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