「前歯の隙間が気になっているけど部分矯正で治るのかな?」「すきっ歯を部分矯正した場合、どんな仕上がりになるんだろう?」
前歯の隙間(すきっ歯)が気になり、部分矯正を検討中の方には、このような疑問を持っている方が多いのではないでしょうか。
この記事では、「すきっ歯の部分矯正、前歯矯正」についての基礎知識や「すきっ歯を部分矯正、前歯矯正で治療した症例」をまとめてご紹介します。
すきっ歯の部分矯正、前歯矯正に関心があり知識を得たいという方や、実際の症例を確認したいという方はぜひ最後までご覧ください。
部分矯正、前歯矯正(すきっ歯)の症例とは?
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すきっ歯の原因には主に下記4つの先天的な原因があります。
- 前歯の中央に、外には生えていない余分な歯が埋まっている(正中過剰埋伏歯)
- 大人になっても上唇小帯(上唇の裏側にあるすじ)が、前歯の間に発達している
- 元々の歯が小さいため、スペースができてしまう
- 顎が小さく、歯が大きい
1の正中過剰埋伏歯が原因の場合は、歯茎を切開しての除去が必要になります。
また、2の上唇小帯が長い場合は切除が必要です。
3の場合は歯の隙間を埋める人工物を使用して歯の形を整えていく治療を行う方法があります。
4は矯正治療を行うことや補綴による治療を検討していくことになります。
「すきっ歯」といっても、原因は様々で、それによる対処の仕方は随分と違います。
ご自分の「すきっ歯」の原因はどこにあるのか? また、それは部分矯正で治療できるのか? という疑問は、矯正専門医にしっかりと相談し、診断をしてもらうようにしましょう。
すきっ歯と呼ばれる歯並びについて
すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間がある歯並びのことを指す呼び名です。正式な診断名は「空隙(くうげき)歯列(しれつ)」といいます。
また、前歯の真ん中に隙間がある場合を特に「正中離(せいちゅうり)開(かい)」と呼んでいます。
部分矯正、前歯矯正ですきっ歯を治す方法
- ワイヤー矯正
矯正治療が必要な箇所のみに、ワイヤーとブラケットを装着して歯を動かしていきます。表側、裏側のどちらでも可能です。
- マウスピース矯正
軽度のすきっ歯であれば、透明のマウスピースを使用した矯正治療が可能です。
- ラミネートべニア
歯の表面のみを薄く削り、その上にセラミックで作成した仮歯のような素材を気になる部分に貼り付ける治療法です。
自分の歯を少し削る必要があるというデメリットや、取り付けた素材が取れてしまう可能性があるというリスクがありますが、費用は15万円(税込)前後と、矯正治療よりは費用が抑えられることがメリットです。
- ダイレクトボンディング
レジン(コンポジットレジン)という白色の樹脂を歯に適切に貼り付けて、隙間を埋める治療法です。
ラミネートべニアよりもレジンが取れてしまう可能性が高いことや、着色しやすい素材のため、自分の歯との境目が目立つ場合があります。
費用は1本の歯につき、3万円(税込)前後と最も抑える事が出来ますが、長期的な改善をすることは難しく、一時的な処置として利用する方が多いです。
部分矯正、前歯矯正で治療できない場合
- すきっ歯に加えて前歯の歯並びがでこぼこしている場合
- 歯の隙間が大きい場合
- 歯列全体の噛み合わせに問題がある場合
※矯正専門医の診断を受け、症例ごとに最適な治療方法を検討するようにしましょう。
部分矯正、前歯矯正(すきっ歯)のまとめ

- すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間がある歯並びのことを指す呼び名で、正式には「空隙(くうげき)歯列(しれつ)」といいます。前歯の真ん中に隙間がある場合を特に「正中離(せいちゅうり)開(かい)」と呼んでいます。
- すきっ歯の原因は、正中過剰埋伏歯がある場合、上唇小帯が大人になっても長い場合、元々の歯が小さい場合、顎と歯の大きさがアンバランスな場合の主に4つが考えられる。
- 部分矯正、前歯矯正ですきっ歯を治す方法には、ワイヤー矯正(表側、裏側)、マウスピース矯正、ラミネートべニア、ダイレクトボンディングなどの治療法がある。
- 部分矯正、前歯矯正ですきっ歯の矯正ができない場合は、前歯の歯並びがでこぼこしている場合、歯の隙間が大きい場合、歯列全体の噛み合わせに問題がある場合。
すきっ歯の治療を検討されている方は、まずは歯科クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH DENTAL CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。
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